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秋のふれあいの森の生きものたち

2017年10月 4日

キンモクセイ.JPG
 
南野川ふれあいの森のご近所の民家では、
キンモクセイの甘い香りが漂っていました。
この花が咲くと、秋を感じます。
 
昭和記念公園では、コスモスが見ごろですし、
奥日光戦場が原では、すでに初霜が観測され、
いよいよ秋も本番です。
 
今回はこの秋ふれあいの森で見かけた生き物を
紹介します(画像をクリックするとかくだいします)。
 
アオバハゴロモ2.JPG アオバハゴロモ・幼虫1-1.JPG
アオバハゴロモは、薄緑色の大きな翅を持つ、
美しい昆虫です。しかし柑橘類やクワなどの汁を
吸うため、農害虫とみなされています。
幼虫は体が白いロウ物質で覆われています。
 
アカスジキンカメムシ・幼虫.JPG アカスジキンカメムシ・幼虫2-1.JPG
アカスジキンカメムシの5齢幼虫です。日本の
カメムシの仲間では、トップクラスの美しさを
誇ります。
 
オオスズメバチ1-1.JPG オオスズメバチのあご.JPG
おなじみのオオスズメバチです。この森では
最強の昆虫です。毒針が恐れられていますが、
顎(あご)の力も強烈で捕らえたほとんどの昆虫は、
噛み砕いてしまいます。
 
ツユクサ1-1.JPG
ツユクサは可憐な花ですが、次から次へと、
秋口まで咲き続けます。
農薬にも強く、かなりしたたかな面を持つ花です。
全草を乾燥させたものは、解毒、利尿などに薬効が
あるといわれています。
 
紅茶 de ブレイク
 
トガリバガの仲間1-1.JPG 
 
トガリバガの仲間2-1.JPG 
 
トガリバガの仲間です。
ヤブガラシに止まっている姿は、十字架の
ペンダントのようです。今年初めて見つけた
「蛾」で、名前が分かりません。
わかる方、教えてください。

Oct 12, 2017 05:42 PM

どんぐりザクザク

2017年10月 2日

秋晴れの空のもと

 10月1日、良い天気です。
集まったのは22人、そのうち10人は子どもたちです。
 
森にはどんぐりがいっぱい落ちていました。
どんぐり広場などは、どんぐりだらけで、歩くとザクザク(どんぐりを踏む音)!!
 
はあもビンゴでは、秋らしいものをたくさん見つけました。
まるいどんぐり→クヌギの実
金色の小さな実→ヘクソカズラの実
ピンク色の花→イヌタデの花、ツルボの花
白い花→お茶の花
IMGP2640-w.JPGのサムネール画像
クモの巣の形をよく見たり、深呼吸をしたり・・・
 
観察では、ほかに虫こぶやミズヒキの花なども見ました。
 
 
 

倒木処理  

作業は、先月倒れたコナラを処理しました。

道をまたいで、斜面に横たわっているコナラは、幹回りが60センチはありそう。太い幹は後回しにして、葉や実をつけたまま倒れてしまった枝先から徐々に切っていきます。

この細いところなら、子どもたちでも頑張れば切ることができました。

IMGP2647-w.JPG

あとは大人が頑張って、運べるくらいの長さに切りました。IMGP2644-w.JPG

そして、倒木は道の脇の柵になり、杭になり、道の整備もできました。

もちろん何の処理もしていない木なので、半年もたてばボロボロになってきます。そうしたら、また森の中の落ち枝や倒れた木を使って補修していきます。

そうやって、森で生まれた命をそのまま森に返しています。

芽が出て大きくなって、やがて枯れて、腐って、土にかえる・・・

その繰り返しの中には、たくさんの命がかかわっているんですね。

気持ちよい10月の活動日、みんなで汗をかきました。

 

 

 

 

 

                                                                      
 

 

 

Oct 2, 2017 10:58 PM

10月活動日です。

2017年10月 1日

 10月1日活動日です。
 
秋本番
10月の森は、ドングリがたくさん拾えそうです。
ドングリもそうですが、枯れた小枝がたくさん落ちていますので、これからの落ち葉かき作業に備えて、落ち枝も拾って道の脇に集めます。
先日倒木もあったので、ノコギリで丸太にします。
畑側の道の草刈りもします。
 
観察は、秋の木の実や虫こぶ、クモなどが見られそうです。
 
気持ちのよい日になりますように。
ドングリ拾いに来ませんか?お待ちしています。
 

Sep 22, 2017 08:04 AM

耳を澄まして、目を凝らして。

2017年9月11日

 夜の観察会 2017年9月の巻

9月10日日曜日 いいお天気。
今年の夜の観察会は、初めての9月開催でした。
まだ明るい午後5時半、大人と子ども16人ずつの32人が南野川ふれあいの森に集まりました。
本日の先生は、プロナチュラリスト佐々木洋さんです。かっこいいカブトムシのT シャツを着てご登場。
P1020949-w.JPGのサムネール画像
まだ明るいうちに、ショウリョウバッタ、クルマバッタモドキ、キマワリ、サビキコリなどここで捕まえた虫をみんなで見ました。
まだまだ、セミの合唱がにぎやかです。
アブラ、ミンミン、カナカナ、ツクツク・・・
 
 
 
ゆっくりと虫を見つけながら歩いていくと、だんだん日が落ちて暗くなってきました。するとセミの大合唱から今度は秋の虫の声が聞こえてきました。
木の上からりーりーと力強くなく、アオマツムシ。
 
P1020962.-wJPG.JPG暗い森の中で、懐中電灯を消して静かにしゃがんでみました。そのうち暗さに目も慣れてきて、ちょっと森の生き物の仲間に入れてもらった感じがしました。
先生には、カンタンの声も聞こえたそうです。
 
 
 
ジョロウグモや大きなコクワガタなどを見つけながら、森を抜けて畑のある方に出ました。ここでは、アブラコウモリの飛ぶのを見ました。なぜか、子どもにはよく見える・・・大人は必死で目を凝らしました。と、ここで先生がとりだしたのは超音波探知機。コウモリの出す超音波をキャッチして、人にも聞こえるようにカチカチと知らせてくれます。音が大きくなる=近くを飛んでる…みんな目と耳をフル稼働して、コウモリの飛行を追いました。
IMGP2527-w.JPG
 
 
 
 
 
 
 
畑沿いの切り株には、エンマコオロギやユミアシゴミムシダマシやニジイロゴミムシダマシなど、小さな虫がたくさんいました。先生曰く、切り株は虫の貯金箱!!
P1020977-w.JPG
あっという間の1時間半でした。
暑くもなく、蚊に追い回されることもなく、気持ちよい夜の森探検でした。
 
昼間だと虫を見てキャーと言っている人も、夜だとなぜかじっくりしっかり観察してましたね。
 
佐々木先生、楽しい観察会をありがとうございました。
 

Sep 11, 2017 09:13 PM

夏の虫、秋の虫

2017年9月 8日

 虫シーズンは続いてます

 

今年の虫シーズンは終盤の時期となりましたが、

盛夏を彩る虫たちがまだまだ元気な様です。クワカミキリ.JPGクワカミキリ

今年は気候が不安定ではありましたが、平均気温が比較的低かったおかげで命の繋がった昆虫たちも少なくないのではないかと憶測しています。

IMGP2509-w.JPGのサムネール画像

 

さて…一方、バッタやコオロギなどの仲間はこれから良いシーズンとなります。↓ツチイナゴの幼虫

IMGP2499 (2).JPG

この時期ならば盛夏からの生き残りも加わるため、見られる種類も比較的増えるのではないでしょうか。

また晩夏~初秋にかけての少しの間、土壌域ではゴミムシ科や糞虫も幾らか見られる時期です。あまり注目されないのが残念ですが…(まぁ…臭いますからね…)。 

10日は佐々木洋さんをお迎えして観察会を開きます。どんなお話が聞けるのか楽しみです。(昆虫班 T)

 

Sep 8, 2017 10:11 AM

秋風とセミの声

2017年9月 5日

 青い空に風が心地よいこと

9月3日日曜日
ぐずついたお天気が、週末は良い行楽日和になりました。
森の中は、心地よい風が吹き、夏の湿った暑さは有りません。
集まったのは17人、そのうち子どもは6人でした。
 
本日のメインはスペシャルフィールドビンゴ
いつもやっている「はあもビンゴ」の拡大版、なんとマスが25個もあります。
CIMG2758.JPG時間も拡大して30分。‘静かにゆっくり‘森の中を歩くことで、たくさん〇がつけられました。
画像をクリックすると大きく見られるので、少しアレンジして他の場所でもやってみると面白いかも…
はあもの活動3.JPG
はあもの活動7.JPG
センニンソウやヌスビトハギの花が咲き、まだ緑色のコナラのどんぐりが落ちていたり、すっかり秋らしい森の中です。アブラゼミやミンミンゼミ、ツクツクホウシが行く夏に抗うように必死で鳴いていました。鳥の声もかき消されていましたね。
センニンソウ.JPG←センニンソウ
 
作業は、落ち枝拾いと下草刈りを行いました。
森の木は、枯れた枝は自分で落とします。太い枝細い枝、よく見るとたくさんありました。
はあもの活動6.JPG下草刈りは、子どもも鎌を持ち頑張りました。ここのところ、みなさんの頑張りのおかげで、夏を過ぎてもひどく草が伸びているところはあまりなく、気持ちよい森です。
IMGP2503-w.JPG草刈りをしているといろんな虫に出会います。今回もツチイナゴやオンブバッタ、そして今年もタマムシを2匹発見!素敵なご褒美をもらった感じです。(あ、もちろん、タマムシはみんなで見て森に返しましたよ。)
IMGP2509-w.JPG
実は活動日の2日前、森の中にスズメバチの巣があることがわかり、そこは立ち入り禁止にして活動する予定でしたが、宮前区道路公園センターの迅速な対応ですでに駆除が済んでいて、安全に活動することができました。感謝です。
 

Sep 5, 2017 04:08 PM

爽やかな風が吹いてきたら

2017年9月 2日

カラスウリの花.JPG

 
朝夕は、涼しくなってきました。
木々の影も少し長くなり、ツクツクボウシの
元気な声で、秋が近づいていることを感じます。
 
カラスウリも花が終わり、縞模様の実が増えて
きました。やがて真っ赤な完熟の実が、見られます。
 
今回は、この夏撮り溜めた、昆虫や植物の紹介
です(画像をクリックすると拡大します)。
 
オオカマキリ.JPG
オオカマキリです。
主に草原などに生息しています。
度重なる草刈り等の影響か、最近数が
減っています。
 
落ちセミ.JPG
力尽きて、地上に落ちたセミです。
再び空を飛ぶことは、ありません。
落ち蝉は、俳句の季語になっています。
 
羽化に失敗.JPG
羽化に失敗しました。
約7年、地中でがんばってきたのに
くやしいでしょうねえ。
 
ハエドクソウ1.JPG  ハエドクソウ3.JPG
ハエドクソウです。
1科1属1種という、珍しい植物で
白または薄桃色の小さな花をまばらに
つけます。
 
ブルーベリーの果実.JPG
ブルーベリーの果実です。
森の入り口の畑で、食べごろになって
いました。
 
マンリョウの花.JPG  マンリョウの花2.JPG
マンリョウは、小枝の先に花冠が
5裂した白い花をつけます。
実は冬に赤く熟します。この森には、
白い実をつけるものも見られます。
 
ヤブガラシ1.JPG  ヤブガラシ2.JPG
ヤブガラシです。花弁とおしべは、
開花後すぐに散りますが、花盤には
蜜があふれ、昆虫がよく集まっています。
東日本には3倍体、西日本には2倍体の
個体が多く、3倍体の個体は、実をつけ
ません。
 

紅茶 de ブレイク

 
侵入禁止.JPG
カラス侵入禁止
ある公園の管理棟の2階バルコニーの
光景です。カラスに通じるか?
 
ヤマホトトギス.JPG
ヤマホトトギスです。
生育場所が年々減っているのが、
気がかりです。

Sep 2, 2017 01:07 PM

9月活動日です。

2017年9月 3日

 9月3日(日)は活動日です。

いつもの「はあもビンゴ」より、かなり難しい( ;∀;)、かなり楽しい(*'▽')
「スペシャルフィールドビンゴ」やりますよ。
 
作業は、下草刈りと倒木や落ち枝の整理を予定しています。
 
8月定例活動がお休みでした。
しばらくぶりのふれあいの森では、小さな秋が見つけられるかもしれませんね。
 
9時45分に集合して10時から始めます。
お弁当、飲み物、ごみ袋、軍手、汗ふきタオル、虫対策などお忘れなく。
 
 

Aug 31, 2017 04:26 PM

作業日です

2017年8月19日

 8月19日土曜日作業します。

19日土曜日、朝9時半ぐらいからお昼前まで作業をします。
ごみ拾いや草刈りなどを行います。
 
8月は定例活動がお休みなので、作業だけする日を設けました。
お時間のあるかた、お待ちしています。
 
雨の予報が続いていますが、朝の空模様で各自判断して来てください。
あまり降っているようでしたら中止にします。
 
長袖長ズボン、軍手、汗ふきタオル、蚊対策を忘れずに!
 
今年の夏は、なんだか駆け足?
もう秋が見つかるかも?

Aug 16, 2017 04:59 PM

真夏の森の生きものたち

2017年8月 6日

セミの抜け殻.JPG
 
街中では30度を超す暑さでも、森の中は
意外と涼しく、適度に湿気もあって、生きもの
たちには、快適な環境のようです。
 
南野川ふれあいの森には、沢山の種類の
生きものが棲んでいます。
これらの中には、滅多に見ることができなく
なった生きものもいます。
 
今回紹介する生きものの中には、関東では
保護が必要となっている生きものもいます
(画像をクリックすると拡大します)。
 
アカボシゴマダラ
 
アカボシゴマダラ.JPG
 
黒白のごまだら模様と、後翅のすそに
並んでいる、赤い斑点が特徴的な
チョウです。春に羽化するタイプは、
赤い斑点がありません。
住宅地では、ほとんど見かけません。
 
エゴヒゲナガゾウムシ
 
エゴヒゲナガゾウムシ・オス.JPG  エゴヒゲナガゾウムシ・メス.JPG
 
エゴヒゲナガゾウムシ・ペア.JPG
 
大きさは5ミリ前後、茶褐色で顔面が白い。
オス(上段左)は頭部側面が突き出ている。
メス(上段右)はエゴノキの果皮の内側にある
硬いタネの中に産卵します。
千葉県の絶滅危惧種Ⅱ類です。
 
エノキハツノフシ
 
エノキハツノフシ.JPG
 
エノキカイガラキジラミにより形成される
虫こぶです。
この森では今年初めて見つかりました。
遠くへの移動ができなくて、分布は局地的に
とどまるようです。
 
ニホントビナナフシ
 
ニホントビナナフシ.JPG
 
大きさは35~55ミリ、短い翅を持っていて、
飛ぶことができます。
栃木県の準絶滅危惧種です。
 
ノコギリカミキリ
 
ノコギリカミキリ.JPG
 
大きさは40ミリ前後、黒褐色で光沢が
あり、ややずんぐりしています。
触角のぎざぎざが特徴的です。
東京都の準絶滅危惧種です。
 

へぇ~知らなかった

葉っぱの温度(葉温)調節
 
ヒトは体温が上昇すると、汗をかくことにより、
体温を調節しています。
植物はどうしているでしょうか?
 
真夏の直射日光を受ける葉の表面温度は、
ヒトの体温を超えるといわれています。
植物はこの高温を下げるために、葉にある
気孔という孔から、盛んに水分を放出
します(蒸散作用)。
 
この時、気化熱が奪われるため、葉の温度の
上昇をおさえることができるというわけです。
 
 
 
 

Aug 6, 2017 10:06 AM
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