ブログ(森でみつけたよ!)

GWの南野川ふれあいの森にて

2014年5月 2日

新緑が美しく、いろいろな花が咲くこの時期は、
この森が最も輝いている時期です。
今回はこの森で見かけた花と虫たちの活動の
様子を紹介します。
 
花の蜜や花粉を求めてやってくる虫たち、
それを待ち受けるクモ、若いさくらんぼの果汁に
ありつくカメムシ等。
彼らにとっては人生で最も多忙な時期のようです。
画像をクリックすると拡大します。
 
 ヤブキリ.JPG
ハルジオンの花にやってきたヤブキリです。
クモやシジュウガラに狙われます。
 
 シャガとヒラタハナムグリ.JPG
シャガの花に潜り込むヒラタハナムグリです。
シャガは3倍体の植物で、たねは出来ません。
しかし蜜を出しますので、虫たちがやって来ます。
 
シャガとクモ.JPG
この花にやって来るハナムグリやハナアブを
待ち受けるクモです。
自然界は食うか食われるかのきびしい世界なのです。
 
サクランボとカメムシ.JPG
若いさくらんぼの果汁にありつくカメムシです。
サクラの木にはアブラムシや蟻もやって来ます。

May 2, 2014 04:24 PM

ハナミズキの頃

2014年4月25日

大急ぎで咲き、大急ぎで散ったサクラに変って、
今、南野川ふれあいの森の近くの個人宅や
街路では、ハナミズキが見ごろとなっています。
 
この花はアメリカ東部原産で、大正4年に日本から
アメリカへサクラの苗木を贈ったお返しとして、日本へ
送られてきたものが、各地へ広まったといわれています。
 
このハナミズキが咲く頃、南野川ふれあいの森では、
木々の芽吹きが最盛期を迎え、クサイチゴ、シャガ、
ジュウニヒトエ、ハナニラ等の花が、最も美しい頃でも
あります(画像をクリックすると拡大します)。
 
アオキの雄花と雌花
 
アオキ雄花14.JPG  アオキ雌花14.JPG
 
左が雄花で、画面で黄色く見えるのは、おしべの葯です。
中央の緑色のものは、退化しためしべです。
右の画像は雌花です。めしべが発達しおしべはありません。
 
クヌギとコナラの雄花序
 
クヌギ雄花14.JPG   コナラ雄花14.JPG
 
左がクヌギ、右がコナラの雄花序です。
かんざしのように垂れ下がった雄花序は黄色い小さな花を
沢山つけます。風媒花で、沢山の花粉を飛ばします。
 
アカメガシワとシロダモの新葉
 
アカメガシワの新葉14.JPG   シロダモの新葉14.JPG
 
左がアカメガシワで右がシロダモです。
葉っぱが赤や白に見えるのは、細かい毛の色で、この毛は
太陽の紫外線から幼い葉を守っていると考えられています。
葉が成長すると、この毛は無くなります。
 
紅茶 de  ブレイク
 
    ナガミヒナゲシ14.JPG
 
ナガミヒナゲシの花です。オレンジ色が大変美しい花で、
野川周辺でも沢山見られます。
 
 

Apr 25, 2014 10:26 AM

春を宅配します・その2

2014年4月10日

1カ月前の南野川ふれあいの森では、
まだ冬芽ががんばっていたり、気の早い
ホトケノザやウグイスカグラが寒そうに
咲いているだけでした。
 
この1ヵ月で森の様子は一変しました。
木々は芽吹き、ヤマザクラやクサイチゴ、
シャガ、タチツボスミレ等、様々な花が咲き、
森は春本番を迎えました。
ここでは見頃を迎えた花の一部しか、ご紹介
できなくて残念です。
是非南野川ふれあいの森へおでかけ下さい。
(画像をクリックすると拡大します)
 
アオキの雌花と実14.JPG
 
アオキは3~4月頃花が咲き、実は翌年の
1~3月頃熟しますので、花期には花と実を
同時にることができます。
 
クサイチゴの花14-2.JPGクサイチゴの果実14.JPG
 
クサイチゴの花が群生しています。草刈りの成果が
でましたね。
この花はめしべが沢山あって、それぞれのめしべが
小さな果実になります(果実の画像は昨年の撮影)。
 
ニワトコの花14.JPGニワトコのつぼみ14.JPG
 
ニワトコの花です。1ヵ月前には、ブロッコリーの
ような形をしていた蕾は、綿あめのような花に
なりました。
 
満開のナノハナ14.JPG
 
森のお隣の畑では、ナノハナが満開でした。

Apr 10, 2014 09:37 AM

春を宅配致します

2014年3月25日

本日より、春分も次候に入ります。次候は、
桜始開といって、さくらが初めて開く頃を
意味します。
日本各地から、開花の便りがポツポツと
聞こえてきました。
 
南野川ふれあいの森やその周辺でも、
いろいろな春を見つけました。
それらをお届けします(画像をクリックすると
拡大します)。
 
オオイヌノフグリ
 
オオイヌノフグリ.JPG   オオイヌノフグリの閉じた花びら.JPG
 
前回に引き続き登場です。この花は、曇った日や
早朝は、右の画像のように、花びらを閉じています。
虫が訪れる条件が整わないと、花びらを開かないようです。
 
ヒサカキ
 
     ヒサカキ.JPG
 
花は小さく、しかも葉に隠れるように咲くため、
目立ちません。しかし近づくと、独特の香りがしますので、
すぐ判ります。においは人間から見れば悪臭で、訪花昆虫が
どうしてこのにおいを好むのか不思議です。
 
ヒメオドリコソウ
 
ヒメオドリコソウ.JPG   ヒメオドリコソウ(しろばな.JPG
 
この花は、ホトケノザより少し遅れて咲きます。
花はよく似ていますが、ヒメオドリコソウの上部の
葉は、少し赤っぽくなります。
ヒメオドリコソウには、白花もあります(参考画像です)。
 
紅茶 de ブレイク
 
    テングチョウ.JPG
 
これはテングチョウです。
頭部に天狗の鼻のような長い突起があります。
成蝶で越冬します。

Mar 25, 2014 01:07 PM

1年に食べる虫は12万5千匹 大食漢のシジュウカラ  

2014年3月 8日

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2605U_R00C14A3000000/
 
シジュウカラのツツピーツツピーというさえずりが聞こえてくる季節です。
野鳥の観察は、耳を鍛えることだと、野鳥大好きな先輩に教わりました。
シジュウカラのいろいろな鳴き方に、注意してみたいと思います。

Mar 18, 2014 10:08 AM

早春の森で(その2)

2014年3月 8日

啓蟄も過ぎ、いよいよ3月も中旬に入ります。
今年は2月が寒かったためか、冬芽のほころびは
遅いですね。
しかし寒くても春の訪れを植物は敏感に感じていて、
南野川ふれあいの森も、これから賑やかになります。
(画像をクリックすると拡大します)
 
ヒイラギナンテン
 
ヒイラギナンテン1.JPG   ヒイラギナンテン2.JPG
 
この花は虫媒花ですが、自家受粉をします。
おしべを小枝の先などで突くと、めしべの方へ
おしべが動く様子が見られます(画像右)。
 
ウグイスカグラ 
 
ウグイスカグラ14.JPG
 
この花も乱開発等で、最近はあまり見かけなく
なってしまいました。
6月頃、赤くて透き通るような実をつけます。
この実は甘くて食べられます。
 
オオイヌノフグリ
 
オオイヌノフグリ14.JPG
 
ヨーロッパ原産の、帰化植物です。
ブルーの小花は、4枚の花びらがあるように
見えますが、花の根元はくっついています。
自家受粉も行うため繁殖力が強く、全国で
見られます。
 
ナズナ
 
ナズナ14.JPG
 
白い小さな花が、まとまって咲きます。
花には4枚の花びらがあり、ナノハナの
仲間です。
 
果実は三味線のバチに似ているので、
ペンペン草の別名があります。
 
紅茶 de ブレイク
 
ミノムシ14.JPG
 
これはミノムシです。野鳥に見つからず、
無事冬を過ごすことができました。
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

早春の森で

2014年2月24日

雪の散策路.JPG
 
2月14日の残雪が、日陰ではまだたくさん
残る南野川ふれあいの森、しかし植物は
着実に春を感じているようです。
画像をクリックすると拡大します。
 
アオキの芽吹き.JPG
 
アオキが芽吹きました。この森では、多分
最も芽吹きが早い植物だと思います。
 
アオキは混芽といって、一つのつぼみの中に
花芽と葉芽が一緒に入っています。
 
ニワトコの芽吹き14.JPG
 
ニワトコも芽吹きが早いですね。
この植物も冬芽は混芽で、花のつぼみが
ギュットつまっている様子は、
ブロッコリーとそっくりです。
 
ハコベ14.JPG
 
このハコベは、白い花柱が3本ですので、
ミドリハコベですね。
花びらは5弁ですが、切れ込みが深く、
10弁花のように見えます。
 
 紅茶 de  ブレイク
 
ホソハリカメムシ.JPG
 
ホソハリカメムシの越冬個体です。

Mar 18, 2014 10:08 AM

寒さ対策バッチリ!冬芽いろいろ

2014年2月10日

2月8日に関東地方は、記録的な大雪に見舞われ、
都心でも積雪が26センチに達しました。
これは20年ぶりのことだそうです。
 
この寒さに、冬芽はどのような対策をしている
のでしょうか?
南野川ふれあいの森で見られる冬芽の一部を
紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
冬芽にはさまざまなタイプがありますが、
大別すると鱗芽と裸芽に分けられます。
 
コナラの冬芽・鱗芽.JPG
 
コナラの冬芽で鱗芽です。
芽は幾重にも芽鱗で覆われています。
 
ヤマザクラの冬芽・鱗芽.JPG
 
ヤマザクラの冬芽で鱗芽です。
やはり芽鱗で覆われています。
 
ムラサキシキブの冬芽・裸芽.JPG
 
ムラサキシキブの冬芽です。
裸芽で二枚の葉が向き合っています。
細かい毛で覆われています。
 
アカメガシワの冬芽・裸芽.JPG
 
アカメガシワの冬芽です。
裸芽で細かい毛が密生し
ルーペで見ると葉脈のシワが見えます。
 
ニワトコの冬芽・混芽2.JPG
 
 ニワトコの冬芽で鱗芽です。
混芽といって、一つの芽の中に
花芽と葉芽の両方が入っています。
 
紅茶 de ブレイク
 
ドングリの発根・2.JPG   ドングリの発芽14.JPG
 
コナラのどんぐりが芽を出しました。
寒くても植物は春の到来を予知できるのですね。
 
芽は二本出ます。最初の芽は地中に潜り根になります。

Mar 18, 2014 10:08 AM

初詣

2014年1月31日

 旧正月に初詣

今日1月31日は、旧暦で元旦です。
それでというわけでもありませんが、
南野川ふれあいの森にあるお稲荷さんに、手を合わせて今年の活動の安全を祈念して参りました。
ヤブツバキが赤い花をつけていました。
今日は思わぬ暖かさですね。 ヤブツバキ咲くお稲荷さん
 
森のはずれにある河津桜が一輪開花していました。桜開花

Mar 18, 2014 10:08 AM

寒い朝

2014年1月24日

すっかり葉を落とし、シーンと静まり返った南野川ふれあいの森の朝は、
寂しい。
モノトーンの寒々とした木々の間から見える空は、
その青さがいっそう目立ちます。
画像をクリックすると拡大します。
 
冬の南野川ふれあいの森.JPG
 
北風にふるえているコナラの枝で、モズが一羽
じっとこちらを見ていました。
 
モズ.JPG
 
森のお隣にある畑では、ブロッコリーの葉に霜が
一面ついて、観葉植物のようでした。
 
霜のついたブロッコリーの葉.JPG
 
ヒメオドリコソウの葉も、一面霜がついていました。
 
霜のついたヒメオドリコソウの葉.JPG
 
森の散策路もたくさんの霜柱で、踏みつけると、
サクサクと乾いた音がしました。
 
霜柱・1.JPG   霜柱・2.JPG
 
紅茶 de ブレイク
 
野鳥に食べられた卵鞘.JPG
 
やられましたね!
野鳥に食べられたハラビロカマキリの卵鞘です。
食うか食われるかの自然の厳しさをここでも
見せつけられました。

Mar 18, 2014 10:08 AM
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