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ブログ(森でみつけたよ!)

春は忙しい!

2015年3月25日

ハザクラ.JPG
 
南野川ふれあいの森では、タチツボスミレやシュンラン
早くも開花、ニワトコも大急ぎでつぼみになり、河津桜は
すでに葉桜、いたずら好きのカラスも巣作りの小枝集め。
 
巷でもピカピカの新入生、卒業生、そして新社会人、さらに
お疲れさまの新リタイア組、ファミレスや居酒屋はどこも
満員御礼。
皆さん何かと忙しい季節ですね。
 
今回は春を告げる森の花々の紹介です。
画像をクリックすると拡大します。
 
タチツボスミレ1503.JPG
タチツボスミレ
最も普通に見られるスミレで、林縁や土手など
いたるところで見ることができます。
スミレの発祥の地は、南米アンデス地帯といわれて
おり、日本には約60種のスミレがあるそうです。
 
シュンラン・1503.JPG  シュンラン1503-1.JPG
シュンラン
春に咲くランだからシュンラン。春先に咲く代表的な
野生のランです。ラン科は単子葉植物では、最も
種類が多い植物で、2万種以上あるといわれています。
 
ヒイラギナンテン1・1503.JPG  ヒイラギナンテン2・1503.JPG
ヒイラギナンテン
ホソヒラタアブなどの訪花昆虫により受粉します(他家
受粉)が、自家受粉もします。花糸をつつくと、おしべが
めしべにくっつく様子が見られます画像右)。
 
紅茶 de ブレイク
 
 ギンヨウアカシア1503.JPG
ギンヨウアカシア
森の入り口の農家の庭で、満開です。
 

Mar 25, 2015 02:20 PM

気持ちよかった~(*^_^*)

2015年3月 4日

 3月4日今日の最高気温17度

南野川小に「はあも通信春号」をお届けした帰り道、森に立ち寄りました。
まだまだ森全体は、冬色ですが、
歩いてみると春がいっぱい!
 
ニワトコの花芽はブロッコリーのように膨らみ、
ウグイスカグラの花が咲き始め、 
お社の森では、ヤブ椿の赤い花が見ごろです。
 CIMG1781-w2.jpgのサムネール画像CIMG1792-w1.jpgのサムネール画像CIMG1793-w4.jpgのサムネール画像 
1日の雨の日には寒そうに咲いていたカワヅザクラも、今日はとっても元気でした。
CIMG1799-w6.jpgのサムネール画像 
帰り際、コゲラがドラミングしている音を聞きました。案外近くにいて、写真に収めることができました。
 CIMG1796-w5.jpgのサムネール画像
 
 

Mar 6, 2015 05:06 PM

冬芽にも個性あり!

2015年2月24日

 
冬芽とは、休眠状態で冬を越し、春の開花に
備える芽のことです。
冬芽には、冬の寒さから身を守るため、鱗(うろこ)を
幾重にもまとったものや、糖分を溜め込んだり、
毛皮のコートを着たもの等、様々なものがあります。
 
今回は、それらの中から、個性的な冬芽を紹介
します。画像をクリックすると拡大します。
 
ヌルデ1502-1.JPG  ヌルデの葉柄.JPG
ヌルデ→葉柄内芽(ようへいないが)
葉柄の基部が、さや状になっていて、冬芽を覆って
います。
画像右は、枝に残っている葉柄です。これが落下
すると、中から冬芽が現れます。
 
コナラ1502.JPG
コナラ→頂生側芽(ちょうせいそくが)
てっぺんの芽の周りに、側芽が数個ついています。
春になるとこの側芽から、一斉に枝が出てきます。
 
エゴノキ1502.JPG
エゴノキ→予備芽(よびが)、副芽ともいう。
メインの芽が鳥に食べられる等、被害にあった場合
のために、ピンチヒッターの芽を用意しています。
 
ゴンズイの冬芽1502.JPG
ゴンズイ→仮頂芽(かちょうが)
枝先に枯れた枝の跡がある場合、そこには
頂芽は出来ず、頂芽の役割を果たす2個の
仮頂芽が出来ます。
 
紅茶 de ブレイク
 
フクジュソウ1502.JPG
フクジュソウ
パラボラアンテナのような花弁を常に
太陽の方向に向けて広げます。
(東高根森林公園にて)

Feb 24, 2015 09:15 PM

真冬の森で見つけたもの

2015年2月 9日

スッピンの樹木1502.JPG
 
真冬の南野川ふれあいの森は、何もない森の
ように見えます。
しかしそこにはいろいろな生き物たちが、じっと
春の来るのを待っています。
 
スッピンになったコナラやクヌギは、竹箒を逆さまに
して並べたように見えます。
 
今回は春を待つ虫こぶと、カマキリの卵鞘の紹介
です。
画像をクリックすると拡大します
 
冬の虫こぶ
虫こぶは、落葉樹にも常緑時にも見られます。
落葉樹に出来た虫こぶの中の幼虫などは、秋の
落葉と共に落下して、積もった落ち葉の中などで、
越冬します。
 
一方常緑樹に出来た虫こぶは、落下することなく、
虫こぶの中で卵や幼虫の状態で、越冬するものが
多いようです。
 
イヌツゲの虫コブ・1502-1.JPG  イヌツゲの虫こぶ・1502.JPG
画像左はイヌツゲの虫コブです。
画像右は虫こぶをカットした中の様子です。
 
イノコヅチの虫こぶ1502-1.JPG  イノコズチの虫こぶ1502-2.JPG
画像左はイノコズチの虫こぶです。
画像右は虫こぶをカットしたものです。
 
カマキリの卵鞘
カマキリの卵鞘には、200個くらいの卵が入って
いるそうです。
一匹のカマキリの親が、その生涯に10回産卵
すると、10回×200個で2000匹の子供が生まれる
計算になります。
 
その全部が成長すると、森はカマキリだらけに
なってしまいます。しかし実際にはそんなことは
ありません。
ほとんどの卵鞘は、鳥に食べられてしまいますし、
幼虫も鳥に狙われるからです。
 
オオカマキリの卵鞘1502.JPG
オオカマキリの卵鞘です。
主な産卵場所は、ススキなどの草や低木の枝などです。
 
ハラビロカマキリの卵鞘1502.JPG  ハラビロカマキリの卵鞘1501-2.JPG
ハラビロカマキリの卵鞘です。
主な産卵場所は、低木のオオカマキリより
少し高い場所です。
右の画像は鳥の被害にあった卵鞘です。
 
最近はカマキリが減っています。環境の変化の
ためでしょうか?少し淋しい気がします。
 
紅茶 de ブレイク
 
ニワトコの芽吹き
ニワトコのフライング.JPG
フライングしましたね。
寒波がやってきますよ。どうするつもり?

Feb 9, 2015 08:11 PM

真冬の紅葉

2015年1月24日

カエデやコナラなどの落葉樹が、すっかり葉を
落とした真冬に、紅葉する植物があります。
 
それは一部の常緑樹や、半落葉樹に見られます。
これらは、落葉樹の紅葉と違って、離層による
栄養物の遮断が無いためか、真っ赤に紅葉する
葉はほとんどありません。
 
大部分の葉は、濃紫色や赤銅色に紅葉します。
そして春になって暖かくなってくると、再び緑色の
葉に戻ります。
 
南野川ふれあいの森で見られる、真冬に紅葉する
植物を紹介します。
下記の画像の他にも、ナンテン、アケビ、ヒイラギ
ナンテン、サツキやツツジの仲間等も紅葉します。
 
画像をクリックすると拡大します。
 
クサイチゴの紅葉1501-1.JPG
 
クサイチゴ・紅葉1501-2.JPG
 
二枚とも、クサイチゴの紅葉です。
オレンジ色っぽいのや、紫系等があります。
 
スイカズラの紅葉1501-1.JPG
 
スイカズラの紅葉です。
 
常緑樹の紅葉1501.JPG
 
互生、全縁の葉です。葉脈は透けて
見えません。名前が判りません
ご存知の方は教えて下さい。
 
ノイバラの紅葉1501.JPG
 
ノイバラの紅葉です。
 
紅茶 de ブレイク
 
サンゴジュの紅葉1501.JPG
 
サンゴジュの紅葉です。
森の近所の農家の生垣で見つけ
ました。
葉の中央脈(主脈)を残して切断
されています。
切断により、葉と茎との物質の
行き来が妨げられ、葉の上半分に
アントシアニンが作られ、紅葉します。
 

Feb 9, 2015 02:27 PM

風まかせの種子散布

2015年1月10日

1500富士山.JPG
 
新しい年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。
 
風に種子散布を依存するタイプの植物は、
種子を遠くへ運んでもらえますが、どこに
着地できるかわからないという、ハンディが
あります。
 
そのため、風散布をする植物は、
①できるだけ遠くへ運んでもらいたいため、
 種子は小さく軽くなっています。
②小さな種子は栄養物も少ないため、発芽率が
 低くなるという欠点があります。
③低い発芽率をたくさんの種子を作ることで、
 カバーする戦略を採っています。
 
たとえばタンポポは、小さな花が集まって一つの
大きな花(頭花)を作っていますが、一つの頭花に
出来る種子は200個にもなるそうです。
 
南野川ふれあいの森で見られる、風散布を行う
主な植物を紹介します(画像をクリックすると
拡大します)。
 
コウヤボウキの冠毛1501.JPGコウヤボウキの花1500.JPG
 
コウヤボウキの冠毛と花(花の撮影は10月24日)です。
冠毛に比べ種子が大きく、あまり遠くへは運ばれ
ません。
 
 ツワブキの冠毛1502.JPGツワブキ1500.JPG
 
ツワブキの冠毛と花(花の撮影は11月2日)です。
コウヤボウキと同じく、種子が大きいので、親株の
近くに着地することが多いです。
 
ノゲシの冠毛1501.JPGノゲシ1500.JPG
 
ノゲシの冠毛と花(花の撮影は8月1日)です。
ノゲシの花期は4月~8月位ですが、最近はほぼ
年中見られる場所が多くなっています。
種子は風にのって遠くまで運ばれます。
 
着果短枝1500.JPG着果短枝1501.JPG
 
 
ケヤキの種子(着果短枝)
ケヤキの普通の葉っぱは秋に落葉します。
しかし小枝の先端にある小さな葉っぱ(苞葉)は、
種子をつけた小枝ごと風に運ばれます(画像左)。
着地後も風が吹くとコロコロ転がって行きます。
この小枝のことを着果短枝と呼びます。
 
 
 

Jan 10, 2015 10:19 AM

紅葉・黄葉・褐葉

2014年12月20日

        1412コナラの黄葉.JPG
 
快晴の青空に映える、南野川ふれあいの森の
紅葉です。しかし、もうすぐこの木はスッピンに
なります。
 
色づく葉には、紅葉、黄葉、褐葉(茶色)があり
ますが、これらをまとめて紅葉と呼ぶことが
多いです。
 
美しい紅葉のための3条件として
①昼と夜の寒暖の差が大きいこと
②適当な湿り気があること
③日当たりが良いこと
が挙げられます。
 
南野川ふれあいの森でも、いろいろな紅葉が
観られますが、その一部を紹介します。
画像をクリックすると拡大します
 
1412-1カマツカ.JPG   1412-2カマツカ.JPG
カマツカの紅葉です。名前は材が大変堅く、鎌の柄を作った
ことに由来します。
 
1412ナツヅタ.JPG   1412-1ナツヅタ.JPG
ナツヅタの紅葉です。この葉は葉の付け根に離層があります。
葉柄に見えるのは「枝」だそうです。
 
1412-2ハリギリ.JPG   1412ハリギリ.JPG
ハリギリの黄葉です。若い木にはトゲがたくさんあります。
成木になるとトゲはなくなります。
 
1412-2サンショウ.JPG   1412-3サンショウ.JPG
サンショウの黄葉です。サンショウは日本の代表的な
香辛料です。
 
1412-1コナラ.JPG   1412-2コナラ.JPG
コナラの黄葉です。コナラの葉は黄葉→紅葉→褐葉と
美しく変化します。
 
この他この森で観られる紅葉する木として、ヤマザクラ、
エゴノキ、ミズキ、ハゼノキ、ニシキギ、クヌギ、ケヤキ、クリ、
カキノキ等があります。

Dec 20, 2014 10:05 AM

私、食べ頃です

2014年12月 9日

今回は、鳥に食べられることによって、遠くへ
タネを運んでもらう戦略を選択した、植物の
紹介です。
 
鳥は歯がないため、実を丸ごと飲み込みます。
果肉は鳥の体内で消化されますが、タネは
消化されず、体外へ排出されます。これが植物の
ねらいです。
 
黒や青い実は、アントシアニンを豊富に含んでいて、
ヒヨドリ、ツグミ、ウソなどの野鳥がよく食べに
やってきます。
 
この森で見られるアントシアニンを含んだ実には、
スイカズラ、ヒサカキ、ヤブラン、ジャノヒゲ、ムラサキ
シキブ等があります。
ジャノヒゲやヤブランの仲間は、成熟の過程で果皮が
破れてしまい、タネが露出した状態で成熟します。
画像をクリックすると拡大します。
 
04スイカズラの実.JPG
スイカズラの実です。
 
 
07ヒサカキの実.JPG
ヒサカキの実です。
 
09ムラサキシキブの実.JPG
ムラサキシキブの実です。
 
02ジャノヒゲのタネ.JPG
ジャノヒゲのタネです。特に人気が
あるようで、すぐに無くなります。
 
08ヤブランのタネ.JPG
ヤブランのタネです。これも
無くなるのが早いようです。
 
紅茶 de ブレイク
 
カラスウリのタネ
 
1412カラスウリのタネ.JPG
鳥はタネと一緒にタネの周りの
ヌルヌルした部分を飲み込みますが、
タネだけは消化されず体外へ排出
されます。

Dec 9, 2014 08:11 PM

私を遠くへ連れてって

2014年11月24日

植物は自分の力だけでは、動物のように
自由に移動が出来ません。
種子散布を行う場合、親のすぐ近くにタネを
落とすと、将来親子で日光を奪い合うことに
なりかねません。
 
そこで着実に子孫を残すため、植物は
さまざまな工夫をしています。
たとえば、動物や風を巧みに利用したり、
動物に食べられること(体内通過)により、
親から離れた場所に種子を散布します。
 
今回は人や動物に運ばれて種子を散布
する方法を選択した、植物を紹介します。
画像をクリックすると拡大します。
 
チヂミザサのたね1401.JPG  ヌスビトハギの実1400.JPG
 
チヂミザサ(画像左)~イネ科の植物で、実(み)が熟すと、
芒(のぎ)の先端から、粘着性のある液を出し、人の衣服や
動物の毛にくっついてタネを遠くへ運びます。
 
ヌスビトハギ(画像右)~実(み)は中央のくびれた部分から、
2つに分かれます。実の表面には、細かいカギ状の毛が
ビッシリと生えていて、人の衣服や動物の毛にくっついて
運ばれます。
 
イノコヅチの実1401.JPG  イノコヅチの実2.JPG
 
イノコヅチ(ヒユ科)~ヒナタイノコヅチとヒカゲイノコヅチが
あります。実(み)には、クリップのような形をした苞があり、
これが人の衣服や動物の毛に引っかかってタネは遠くへ
運ばれます。
 
コセンダングサのタネ.JPG  コセンダングサ1401.JPG
 
コセンダングサ(キク科)~実(み)の先端には、2~4本の
トゲがあり、これが人の衣服や動物の毛にくっついてタネが
運ばれます。トゲは堅く、チクチクしてなかなか取れず、苦労
します。
 
紅茶 de ブレイク
 
ヤマノイモの黄葉1401.JPG
 
ヤマノイモの黄葉です。

Nov 24, 2014 05:23 PM

森を歩けば(その2)

2014年11月 9日

秋本番を迎えた南野川ふれあいの森では、
多くの植物や昆虫などが、冬支度の準備に
入ります。彼らにとっては、一番忙しい時期と
云えます。
 
高木はコナラやクヌギが中心で、中低木には
常緑樹が多いこの森は、一見何の変哲もない
森のように見えます。しかし森を歩いて見ると、
冬に備えるさまざまな植物や昆虫などの生態を
見ることが出来ます。
それらの中の一部を紹介します。画像をクリックすると
拡大します。
 
コセンダングサ1411-2.JPG  コセンダングサとアシブトハナアブ1411-2.JPG
 
コセンダングサの花です。北米原産の一年草です。
この花は管状花(筒状花)のみで、タンポポやツワブキのように
舌状花を持つ花のような華やかさはありません。
しかし花の少ないこの時期には、様々な昆虫がやってきます。
 
産卵直前?.JPG  共食い・1411-2.JPG
 
左は産卵を間近にひかえ、お腹がパンパンになった
ジョロウグモのメスです。
右は理由は判りませんが、ジョロウグモの巣に引っかかった
別のジョロウグモのメスです(手前のクモ)。すでに体液を吸い
採られ、干乾びて茶色に変色しています。
 
シロダモの花・雄花1411-2.JPG  シロダモの花・雌花1411-1.JPG
 
左はシロダモの雄花です。おしべが目立ち、めしべは退化して
います。
右は雌花です。花の中央に白っぽくみえるのがめしべです。
シロダモは雌雄異株で雌株には真っ赤な実が実ります。
 
ヤブツバキの実1411-2.JPG  ワカバグモ・1411-2.JPG
 
左はヤブツバキの実です。すでに実が開き、中のタネを落とし
初めています。ヤブツバキのタネからは、良質な油がとれます。
右はツワブキの花びらの上で、小さなアブなどの昆虫を待ち伏せる
ワカバグモのメスです。このクモは成体で越冬します。
 
完熟のカラスウリ1411-2.JPG  完熟のゴンズイの実1411-2.JPG
 
完熟のカラスウリ(画像左)とゴンズイの実(画像右)です。
鳥たちによりタネを散布してもらうのを待っています。

Nov 9, 2014 10:36 PM
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