ブログ(森でみつけたよ!)

大暑、酷暑、夏真っ盛り!

2015年7月22日

大暑は暦の上では、暑さが最高になる時節のことです。
(実際には、もう少し後が最も暑くなります)
梅雨が明けると、すぐ猛暑の連続、皆さん熱中症には
十分ご注意を!
 
出会いの広場を歩いていると、突然カブトムシが
落ちてきました。よく見るとお腹がありません。
多分カラスの仕業でしょう。翅だけになったタマムシも
見つけました。
貴重なタマムシは食べないでと、カラスに云いたい!
 
この時期、南野川ふれあいの森で見られる生物の
一部を紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
カラスに食べられたカブト虫1507.JPG
カブトムシ~上述のカブトムシです。
おなかがなくなってもしばらく動いていました。
 
コミスジ1507.JPG
コミスジ~黒い翅に3本の白いすじが
特徴的なチョウです。
なわばり意識が強く、他のチョウが近づくと
追い払います。
 
ホタルガ1507.JPG
ホタルガ~1本の白い帯が目立つ
蛾です。この蛾は昼間活動します。
捕らえると悪臭を出すので、要注意です。
 
ハエドクソウ1507.JPG
ハエドクソウ~根の汁からハエトリ紙を
作ったので、この名があります。
花色は白または薄いピンクで、筒状の
花の先端は5つに裂けています。
1科1属1種で仲間のいない花です。
 
ミズヒキ1507.JPG
ミズヒキ~花びらはなく、ガク片が
4つに裂けて花びらのように見える花です。
花穂を上から見ると赤、下から見ると白で
紅白に見えることから、水引に見たてました。
 
ミョウガ・花1507.JPG
ミョウガの花~野菜として栽培されて
いたものが逃げ出したもの。ショウガの
仲間で密集して生え、その根元に淡い
クリーム色の1日花をつけます。
 
ヘェ~知らなかった
 
働きアリの7割は働いていない。
私たちが最もよく見かけるアリは「働きアリ」
です。毎日忙しそうに働いています。
しかし実は7割の働きアリは、働いていないのです。
働いていないアリは、巣が襲われた時とか、大物の
えさが見つかったときの応援等に備えて待機して
いるのだそうです。
これは知りませんでした。

Jul 22, 2015 10:02 AM

ムシ、ムシ、ムシ、虫はこれが大好き!

2015年7月 6日

梅雨時は、夏真っ盛りの頃に比べ、より沢山の
虫たちが活動しています。
気温も湿度も高いこの季節は、虫たちには
とっても快適な季節なのです。
 
梅雨時の南野川ふれあいの森では、
カミキリムシの仲間、ヒカゲチョウの仲間、クワガタ、
カブトムシ、タマムシ、カマキリ、アゲハチョウ、
ゴマダラチョウ等、たくさんの種類の虫たちが活発に
活動しています(画像をクリックすると拡大します)。
 
オオチャバネセセリ
オオチャバネセセリ1507.JPG
南方系のチョウです。チョウにしては胴太で、
翅の色も地味です。
 
ムラサキシジミ
ムラサキシジミ1507.JPG
翅の表側が青紫色の美しいチョウです。
成虫で越冬しますが、年3~4回現れます。
 
カノコガ
カノコガ1507.JPG
昼間活動する蛾です。カノコガ科の
仲間は、日本には3種類しかいません。
 
エサキモンツキカメムシ
エサキモンキツノカメムシ1507.JPG
通常昆虫は卵を産みっぱなしにしますが、
このカメムシはメスが卵の世話をします。
 
シマサシガメ
シマサシガメ・1507.JPG
肉食のカメムシです。ハムシやチョウ、ガ
などの幼虫の体液を吸います。
 
 
紅茶 de ブレイク
 
カタツムリ1507.JPG
カタツムリは行動半径が狭く、それぞれの
地域で独自に進化したものが多いです。
 
 
 
 

Jul 6, 2015 01:01 PM

古のロマンあふれる名前

2015年6月24日

ムラサキシキブとフタリシズカ、植物に
つけられた名前(和名)の中で、最も
ロマンあふれる名前ではないでしょうか?
 
ムラサキシキブ~名前の由来は(諸説あり
ますが)、果実が美しい紫色なので、
平安時代の才媛「紫式部」になぞらえて、
名づけられました。
花の優雅さも、この名前にピッタリですね。
 
フタリシズカ~花の姿を、頼朝に捕らえられた
義経を慕う静御前の霊と、その霊に憑かれた
菜摘女の舞い姿にたとえて、この名があります。
 
これらの花を見ていると、古の優雅な時代が
眼に浮かんできます(画像をクリックすると
拡大します)。
 
ムラサキシキブの花・1506.JPG
ムラサキシキブの花です。淡いピンク色の
可憐な姿をしています。
 
ムラサキシキブの実・1506.JPG
 
名前の由来となったムラサキシキブの
実です(昨年初冬に撮影したものです)。
 
フタリシズカ1506.JPG
フタリシズカの花です。花穂が2本の
ものが多いですが、3本や4本の
ものもあります。
 
 
この時期、南野川ふれあいの森で観られる
生き物の一部を紹介します。
 
エゴノネコアシ1506.JPG
エゴノネコアシという虫こぶです。
ネコの足の指の形に似ていることから、
この名がつきました。
 
ドクダミとハナアブ1506.JPG
ドクダミの花にやってきたアブです。
ドクダミは地下茎を伸ばして、増殖しますが、
受粉もします。
 
ドクダミとササグモ1506.JPG
獲物を待つササグモです。ここでも
食うか食われるかの世界があります。
 
ベニカミキリ1506.JPG
ベニカミキリです。クリの花にいました。
赤い翅がよく目立ちます。
 
紅茶 de ブレイク
 
コナラのどんぐり1506.JPG
コナラのドングリの赤ちゃんです。
秋には立派なドングリになります。

Jun 24, 2015 09:24 AM

今年も会えたね

2015年6月10日

壁紙.JPG
 
昨年見た花を今年も見ることが出来るのは、
うれしいことです。
これは昨年と同じ生育環境が維持されている
証で、大切なことだと思っています。
 
ナワシロイチゴを見たことはありますか?
ナワシロイチゴは以前はどこにでもある
クサイチゴでしたが、宅地化が進んだ昨今では、
生育場所が年々減っていて、寂しい限りです。
 
一方ドクダミは、いたるところで増えています。
ドクダミは地下茎を伸ばしてどんどん増えます。
たねも出来ますが、不稔性(次世代に子孫を
作れない)とのことです。
日本では雑草扱いですが、欧米では観賞用として
楽しむ人が多いそうです。
画像をクリックすると拡大します。
 
ナワシロイチゴ
 
苗代の頃花が咲きます。花びらは開くことはなく、
花が終わると果実が熟すまで、ガクは閉じます
(果実が未成熟な状態で、鳥や虫に食べられない
ための工夫?)。
ガクは完熟のころ再び開きます。
 
ナワシロイチゴ1506.JPG
ナワシロイチゴの花です。右は
つぼみで左が開花した花です。
 
ナワシロイチゴ・若い実1506.JPG
未熟な果実の状態です。
ガクは開花時と比べて下さい。
 
ナワシロイチゴ・果実1506.JPG
もうすぐ完熟になる果実です。
ガクはやがて開きます。
 
ドクダミの花
 
白い花びら状のものは、総苞片で、通常4枚
あります(まれに5枚や6枚のものもあります)。
花には花びらがなく、3本のおしべと、柱頭が
3裂しためしべが穂状にたくさんつきます。
園芸品種には、八重咲きのものもあります。
 
ドクダミUP1506.JPG
花の部分を拡大しました。
 
ドクダミ・5弁花1506.JPG
総苞片が5枚のドクダミです。
群生して咲いているところでは、
時々見かけます。
 
ドクダミ・八重咲き1506.JPG
八重咲きのドクダミです。

Jun 10, 2015 03:49 PM

白い花とビールの泡

2015年5月24日

ガマズミ壁紙.JPG
 
ビールがおいしい季節になりました。
黄金色の液体にふわふわの白い泡、
たまりませんねぇ~
 
ビールの泡は、どうして白いのでしょうか?
これは白い花の仕組みと同じ理屈なのです。
 
白い花には、赤や黄色の色素がなく、花びらに
含まれている空気の泡が、光に反射して白く
見えるのだそうです。
 
同じようにビールの泡も、光を乱反射するので
白く見えるのです。
白い花を愛でながら冷たいビールを飲むと、
夏が見えてきますよ。
画像をクリックすると拡大します。
 
ガマズミ
落葉樹で、葉は大きなものでは、長さ15センチ
にもなります。葉は大きいのに花は小さく、枝先に
白色の小花をたくさんつけます。
実(み)は10月頃赤くなり、熟すと食べられます。
 
ガマズミの花1505.JPG
  ガマズミの花です
 
ガマズミの実(秋)1505.JPG
  ガマズミの実です
 
ノイバラ
つる性の落葉樹です。枝にはたくさんの
トゲが下向きについています。
これは他の木などにトゲを引っ掛けて
成長するための、ノイバラの工夫です。
 
花は白い5弁花で、良い香りがします。
ノイバラは、園芸用のバラの接ぎ木の
台木として、利用されます。
 
ノイバラ1505.JPG
  ノイバラの花です
 
スイカズラ
つる性の半常緑植物です。
冬に残った葉は、寒さ対策として、葉を
内側に巻き込みます。
 
白い花が2個ずつ咲き、受粉が終わると、
花は黄色にかわります(別名キンギン花)。
 
昼間もハナアブ等の昆虫がやってきますが、
香りは夜の方が強く、蛾など夜に活動する
昆虫の訪花を待っているようです。
 
スイカズラ1505.JPG
  スイカズラの花です
 
スイカズラの葉(冬)1505.JPG
  スイカズラの冬の葉です
 
スイカズラとハナアブ1505.JPG
  スイカズラの花粉を食べる
  ホソヒラタアブです

May 24, 2015 05:06 PM

GWの白い花

2015年5月 6日

森の様子1.JPG
 
南野川ふれあいの森では、若葉があっという間に
濃い緑に変わりました。
森の緑の中では、白い花がよく目立ちます。
 
シャガ(アヤメ科)
日本のシャガは、たねが出来ませんが、根茎から
ほふく枝を伸ばして増えて行きます。
 
たねが出来ないのなら、虫を呼ぶ必要はないと
思われるのに、ハナアブの仲間がよく訪れます。
 
そしてそれらの昆虫をワカバグモなどが待ち構えて
いて、ここでも食うか食われるかの自然の厳しさを、
垣間見ることが出来ます(画像をクリックすると拡大
します)。
 
シャガとハラボソツリアブ1505.JPG
   シャガとホソツリアブ
 
シャガとワカバグモ1505.JPG
   シャガとワカバグモ
 
その他の白い花と訪れた昆虫を紹介します。
 
ハルジオンとハナムグリ1505.JPG
  ハルジオンとハナムグリ
 
ミズキとホソヒラタアブ.JPG  
 ミズキの花とホソヒラタアブ
 
紅茶 de ブレイク
 
アオキオクレミ
 
アオキオクレミ1505.JPG
新しい実が出来初めているのに、まだ昨年の
赤い実がたくさん残っています。
これらの実は、アオキオクレミと呼ばれ、
中にアオキミタマバエの幼虫が入っています。

May 6, 2015 10:31 AM

エライオソームを持つ植物

2015年4月24日

エライオソームとは、スミレ等の種子に
付着している白いぜりー状の物質で、
蟻の大好物です。
 
エライオソームのついた種子は、蟻が巣に
持ち帰ります。巣の中では、エライオソーム
だけが食べられ、種子は巣の外に捨てられ
ます。そこで種子は発芽するため、スミレ等は
「アリ散布植物」と呼ばれています。
 
日本には、エライオソームを持つ植物は、
約200種あるといわれ、南野川ふれあいの
森にもタチツボスミレ、アケビ、ヒメオドリコ
ソウ等、何種類かがあります。
画像をクリックすると拡大します。
 
タチツボスミレ.JPG
   タチツボスミレ
 
ヒメオドリコソウ1504.JPG
   ヒメオドリコソウ
 
ホトケノザ1504.JPG
   ホトケノザ
 
ムラサキケマン.JPG
      ムラサキケマン
 
アケビ・雌花.JPG
   アケビの雌花
 
 
紅茶 de ブレイク
 
ヤマブキソウ.JPG
ヤマブキソウです。この花も
エライオソームを持っています。
(東高根森林公園にて)

Apr 24, 2015 07:03 AM

出番ですよ(今年も活動開始)

2015年4月 8日

満開の山桜.JPG
     満開のヤマザクラ
 
3週間前に比べると、森全体の色が変って
きました。一面冬芽だらけだった雑木林は、
すっかり若葉色に衣替え。
枯れ草の目立った「野草の散策路」周辺も、
草いちごの花、花、花。
 
南野川ふれあいの森が、一年で最も華やかに
なる季節の到来です。
 
まだまだ寒暖の差が大きい日が続いてます。
それでも気温の上昇と共に、昆虫の動きも活発に
なり、テングチョウ、モンシロチョウ、アカハネムシ、
クロヒラタアブ、ビロードツリアブ等が、活動開始です。
画像をクリックすると拡大します。
 
カナヘビ1504.JPG
ニホンカナヘビ
日本の固有種で、草むらや林縁で
見られます。尾が長く、全体の2/3を
占めます。主に昆虫やクモを食べます。
全長160~250ミリ。
 
アカハネムシ1504.JPG
アカハネムシ
オスは触角にギザギザがあります。
上翅は鮮やかな紅色で、よく目立ち
ます。
花の蜜や花粉を食べます。
体長12~17ミリ。
 
クロヒラタアブ1504.JPG
クロヒラタアブ
腹部は黒色で、3本のクリーム色の
帯があります。
花の蜜や花粉を食べます。
体長8~13ミリ
 
ビロードツリアブ1504.JPG
ビロードツリアブ
丸っぽい体に黄色に毛がたくさん生えて
います。ホバリングしながら長い口吻を
使って、花の蜜を吸います。
体長8~12ミリ。
 
紅茶 de ブレイク
 
草イチゴの花.JPG
     草いちごの花

Apr 8, 2015 10:28 AM

春は忙しい!

2015年3月25日

ハザクラ.JPG
 
南野川ふれあいの森では、タチツボスミレやシュンラン
早くも開花、ニワトコも大急ぎでつぼみになり、河津桜は
すでに葉桜、いたずら好きのカラスも巣作りの小枝集め。
 
巷でもピカピカの新入生、卒業生、そして新社会人、さらに
お疲れさまの新リタイア組、ファミレスや居酒屋はどこも
満員御礼。
皆さん何かと忙しい季節ですね。
 
今回は春を告げる森の花々の紹介です。
画像をクリックすると拡大します。
 
タチツボスミレ1503.JPG
タチツボスミレ
最も普通に見られるスミレで、林縁や土手など
いたるところで見ることができます。
スミレの発祥の地は、南米アンデス地帯といわれて
おり、日本には約60種のスミレがあるそうです。
 
シュンラン・1503.JPG  シュンラン1503-1.JPG
シュンラン
春に咲くランだからシュンラン。春先に咲く代表的な
野生のランです。ラン科は単子葉植物では、最も
種類が多い植物で、2万種以上あるといわれています。
 
ヒイラギナンテン1・1503.JPG  ヒイラギナンテン2・1503.JPG
ヒイラギナンテン
ホソヒラタアブなどの訪花昆虫により受粉します(他家
受粉)が、自家受粉もします。花糸をつつくと、おしべが
めしべにくっつく様子が見られます画像右)。
 
紅茶 de ブレイク
 
 ギンヨウアカシア1503.JPG
ギンヨウアカシア
森の入り口の農家の庭で、満開です。
 

Mar 25, 2015 02:20 PM

気持ちよかった~(*^_^*)

2015年3月 4日

 3月4日今日の最高気温17度

南野川小に「はあも通信春号」をお届けした帰り道、森に立ち寄りました。
まだまだ森全体は、冬色ですが、
歩いてみると春がいっぱい!
 
ニワトコの花芽はブロッコリーのように膨らみ、
ウグイスカグラの花が咲き始め、 
お社の森では、ヤブ椿の赤い花が見ごろです。
 CIMG1781-w2.jpgのサムネール画像CIMG1792-w1.jpgのサムネール画像CIMG1793-w4.jpgのサムネール画像 
1日の雨の日には寒そうに咲いていたカワヅザクラも、今日はとっても元気でした。
CIMG1799-w6.jpgのサムネール画像 
帰り際、コゲラがドラミングしている音を聞きました。案外近くにいて、写真に収めることができました。
 CIMG1796-w5.jpgのサムネール画像
 
 

Mar 6, 2015 05:06 PM
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