ブログ(森でみつけたよ!)

南野川ふれあいの森に春が来た

2017年3月 2日

ギンヨウアカシア.JPG
 
3月に入り、晴れた日には日差しも強くなって、
春らしくなってきました。
南野川ふれあいの森の近くの民家では、
ギンヨウアカシアの花が満開です。
 
春先に咲く野の花は、小さな花が多いです。
小さな花は、まとまって咲くことで、昆虫にその
存在をアピールしているようです。
 
南野川ふれあいの森を歩くと、至るところで
小さな春を感じることができます(画像をクリック
すると拡大します)。
 
ナズナ.JPG
ナズナです。別名ペンペングサ
 
ヒイラギナンテン.JPG
ヒイラギナンテンです。この花は
おしべを軽く突くと、おしべはめしべのほう
寄って行きます。
 
ウグイスカグラ.JPG
ウグイスカグラです。今が見ごろです。
 
ブロッコリーの花.JPG
ブロッコリーの花です。森のお隣の
畑で見かけました。
 
アオキのつぼみ.JPG
アオキのつぼみです。丸いつぶつぶが
花になります。
 
ニワトコのつぼみ.JPG
ニワトコのつぼみです。ブロッコリーに
そっくりです。
 
紅茶 de ブレイク
 
山桜のヤニ.JPG
これはヤマザクラのヤニです。
琥珀色でキラキラ光っていて、
宝石のようでした。

Mar 2, 2017 12:10 PM

いろいろな冬芽

2017年2月 6日

ハリギリの葉痕.JPG
 
ハリギリの葉痕です。何かの顔に
似ていませんか?
 
立春も過ぎ、一部の気の早い冬芽はもう、
ほころび始めました。
 
今回は、南野川ふれあいの森で見られる
冬芽のうち、比較的大きくて見やすいものを
紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
シロダモ.JPG
冬芽は大きく分けると、鱗芽と裸芽に区別され
ます。
鱗芽とは、芽鱗(がりん)と呼ばれるうろこ状の
もので保護されている芽のことです。
裸芽とは、芽鱗などで保護されていない芽の
ことで、細かい毛で被われていることが多いです。
 
シロダモです。タイプは鱗芽で、沢山の芽鱗で
被われています。
 
ハリギリ.JPG
ハリギリです。タイプは鱗芽で、2~3枚の
大きな芽鱗が特徴です。
 
モミジイチゴ.JPG
モミジイチゴです。タイプはこれも鱗芽で、
糖分からアントシアニンという、赤い色素が
作られ、赤い芽鱗になります。
 
アカメガシワ.JPG
アカメガシワです。タイプは裸芽で、細かい
毛で被われています。
 
ムラサキシキブ(側芽).JPG
ムラサキシキブです。タイプは裸芽で、
画像は側芽(枝の途中にある冬芽)です。
 
エゴノキ.JPG
エゴノキです。タイプは裸芽で、副芽という
予備の芽(画像の芽の右下の部分)を
持っています。
 
ニワトコ(混芽).JPG
ニワトコです。この芽は混芽といって、一つの
芽の中に花芽と葉芽の両方が入っています。
 
アオキ(混芽).JPG  アオキ冬芽2.JPG
アオキです。これも混芽で、冬芽は大きくて
見やすいです。右の画像は、冬芽をカット
したもので、まるいつぶつぶが花芽、手前の
細長いものが葉芽です。
 
 
紅茶 de ブレイク
 
テントウムシの集団越冬.JPG  テントウムシの集団越冬拡大.JPG
テントウムシが、樹木名表示板の裏側で
集団越冬中でした。右は拡大画像です。
(県立四季の森公園にて撮影)
 
 
 
 
 
 

Feb 6, 2017 04:44 PM

生きものたちの冬越し(こんなところで越冬?)

2017年1月 7日

タイトル・センリョウ.JPG
 
1月の南野川ふれあいの森は、時折、冬鳥の声が
聞こえるだけで、大変静かです。
 
えさがほとんどないこの時期、生きものたちは、
どのようにして春を待っているのでしょうか?
画像をクリックすると拡大します。
 
イヌツゲの虫こぶ.JPG
イヌツゲの虫こぶです。この虫こぶの中で、
イヌツゲタマバエの幼虫が、越冬中です。
鳥などに襲われる心配は、まず無し!
 
アオキミフクレフシ.JPG
アオキに出来た虫こぶの中では、アオキ
ミタマバエの幼虫が春を待っています。
春までに実の中でさなぎになり、初夏のころ、
成虫となって飛び出します。
 
くもの卵鞘.JPG
ジョロウグモの卵鞘です。卵鞘の中には、
卵がびっしり入っています。
くもは不完全変態といって、さなぎにならず、
卵からいきなり子ぐもに変態します。
 
くもの卵鞘2.JPG
「テントウムシ」の掲示板の裏には、
別のくも?の卵鞘がありました。
 
カマキリの卵鞘2.JPG
ハラビロカマキリの卵鞘です。このカマキリは、
樹上性で、主に樹の上で生活しています。
卵鞘も木の幹や枝先に多く見られます。
 
不完全変態で春には沢山の子カマキリが誕生
しますが、ほとんどは鳥などに食べられてしまいます。
 
カマキリの卵鞘1.JPG
ハラビロカマキリの卵鞘の裏側は、このように
枝にしっかりくっついています。
 
字かき虫.JPG
字かき虫(ハモグリバエ)の食痕です。
ハモグリバエは、葉肉の中に産卵し、幼虫は
葉肉を食べて成長します。そしてさなぎで越冬
します。
どうして葉肉の中をこんなに複雑に動きまわる
のでしょうか?その戦略は?いろいろ想像して
下さい。
 
字かき虫2.JPG
ここでさなぎになったようです(茶色の部分)。
 
 
紅茶 de  ブレイク
 
セミの抜け殻.JPG
夏の名残りのアブラゼミの抜け殻がまだ
ありました。
すく近くにはハラビロカマキリの卵鞘が・・・
季節が夏だったら、ニアミスものです。

Jan 7, 2017 09:50 PM

紅(黄)葉とウラギンシジミの越冬

2016年12月10日

ふれあいの森・遠景.JPG
 
12月に入り、朝夕の冷え込みが増すと、紅葉は
より鮮やかになります。
 
南野川ふれあいの森は、今が最も紅葉の美しい
時期です。ぜひふかふかの落ち葉のカーペットを
踏みしめながら、紅葉をお楽しみ下さい。
画像をクリックすると、拡大します。
 
カマツカの紅葉.JPG
カマツカの紅葉です。
 
コナラの紅葉1.JPG
コナラも見事に色づきました。
 
コナラの紅葉2.JPG
これもコナラです。
 
どんぐり広場の落ち葉.JPG
どんぐり広場に降り積もった落ち葉です。
この上を歩くと、ふかふかのカーペットの
上を歩いているようです。
 
ウラギンシジミ
 
ウラギンシジミ・1.JPG
この蝶は、成虫で越冬します。
翅の裏は白銀色で、翅を閉じてとまります。
越冬する場所は、ピカピカ光る葉を持つ
照葉樹の葉の裏です。
 
照葉樹の葉は、光を反射して白く光るため、
なかなか見つかりません。鳥に襲われない
工夫でしょうか?
 
ウラギンシジミ・拡大.JPG
拡大すると、しっかり葉にしがみついて
いるのが判ります。
 
ウラギンシジミ・拡大2.JPG
さらに拡大すると、太い脚が見えます。
吸着力も強く、強風にも簡単には吹き
飛ばされません。
 
ウラギンシジミ・拡大3.JPG
5月に撮影したものです。太くて丈夫な
脚がよく見えます。人の汗を吸水中でした。
 
 
紅茶 de ブレイク
 
シオデのたね
シオデのたね.JPG
前回紹介しました、シオデのたねです。
黒い液果のなかには、ルビーのような
美しいたねが入っていました。
 
 

Dec 10, 2016 11:21 AM

森で見つけた木の実、草の実

2016年11月17日

ホトトギスの花(タイトル).JPG
 
朝夕は、めっきり寒くなり、木々の影も長くなって、
秋は深まってきました。
 
秋晴れのある日、南野川ふれあいの森とその周辺を
歩き、色鮮やかな木の実や草の実を楽しみました。
画像をクリックすると拡大します。
 
ミカン.JPG
ミカン
森の入り口の住宅の脇に、鉢植えの
ミカンの木があります。
今年は豊作で、食べごろのミカンが
たわわに実っていました。
 
シオデの液果.JPG
シオデ
森の林縁で、初めてシオデの実を
見つけました。
この黒い液果の中に入っていたのは、
ルビーのような赤い種でした。
 
ムラサキシキブ実.JPG
ムラサキシキブ
この森のムラサキシキブの実は、
日当たりが良くないためか、色が
少しくすんで見えます。
園芸店で売っているのは、コムラサキが
多く、こちらは実も沢山つき、色も鮮やか
です。
 
チャの実.JPG
お茶
お茶の実は、翌年の秋に熟します。
画像の実は、昨年の花によるものです。
お茶の実からは、良質のオイルが採れ、
高級なスキンオイルになります。
 
山椒の実.JPG
山椒
山椒の実は、秋に赤く熟します。やがて
開裂し、中から黒い種が覗きます。
赤と黒の二色効果で、鳥を誘う作戦です。
 
シロダモの実1.JPG
ロダモ
シロダモの実も、お茶の木同様、翌年の
秋に熟すため、花と実を同時に楽しむ
ことができます。
シロダモは、クスノキの仲間ですが、実は
赤色です(クスノキの仲間の実は、ほとんどが
黒か黒紫色です)。
 
紅茶 de ブレイク
 
ジョロウグモ(背側).JPG  ジョロウグモ(腹側).JPG
ジョロウグモ、その悲しい宿命
画像のクモは、産卵間近です。左は背側、右が
腹側です。私たちが目にするのは、腹側が多い
ようです。
母グモは産卵後、間もなくして、その生涯を終え
ます。いくらがんばっても、自分の子供たちを
見ることは叶いません。

Nov 17, 2016 11:16 AM

秋の南野川ふれあいの森にて

2016年10月26日

ハナミズキ・タイトル用.JPG
 
「ホトトギスの花が咲いたよ」と、知人より教えられ、
早速南野川ふれあいの森へ出かけました。
途中にある民家の庭では、ハナミズキが真っ赤に
紅葉していました。
 
森では、黄葉したヤマノイモの葉、大急ぎで実を作る
ホトトギスやコセンダングサ、ゴンズイや山椒の赤い実、
お腹がパンパンに膨らんだジョロウグモ等、秋の自然を
あちらこちらで感じることが出来ました(画像をクリック
すると拡大します)。
 
ホトトギスの花と実.JPG
ホトトギスの花は次々と咲き、
花が散ったあとすぐに種を作るため、
花と実を同時に見ることができます。
 
チャの花と実.JPG
チャの実は翌年の秋に熟すため、
花の時期に実も同時に楽しめます。
 
カラスウリの実.JPG
カラスウリの若い実はウリボウと
呼ばれ、縞模様が目立ちます。
この模様は実が完熟する頃には、
消えます。
 
ゴンズイの実.JPG
ゴンズイの実は赤く熟し避けると
中から黒い種子が露出します。
赤と黒の二色効果で、鳥を誘います。
 
茶の花とハナアブ.JPG
花の少なくなったこの時期、昆虫に
とって、チャの花は大変なごちそうです。
 
モンシロチョウとコセンダングサの花.JPG
モンシロチョウも吸蜜に夢中に
なっています。
 
紅茶 de ブレイク
 
ジョロウブモの脱皮殻
 
脱皮殻・ジョロウグモ.JPG顔の部分の拡大.JPG
 
最後の脱皮を終えた後のようです。
UPで顔を見る機会は、あまりないのでは?
じっくりご覧下さい。
 
 
 
 
 

Oct 26, 2016 12:10 PM

早いでしょ!

2016年4月19日

 蛇と遭遇

今日19日は暖かでした。
いよいよ春本番。
森の中も気持ちが良いです。
新緑が目にまぶしい。
と、気分良く森の中を一周して、どんぐり広場に戻りました。
 
腐葉土枠の後ろに、どなたかまた剪定枝を持ち込んだようで、積んであったのです枝が。
。。。でもよく見ると妙な曲線が。
 
 
IMG01049.jpg この濡れたような肌は・・・
 
頭は、積まれた枝の中で見えなかったのですが…おそらく…動かないので長い枝で優しくツン、動かず・・・・もう一度ちょっとだけ強くツンツン・・・・するとニョロリ。
びっくりしました
 
まさか4月に蛇と出会うとは!
肌の模様から言っておそらくアオダイショウでしょう。とても大きく1m50cmくらいはありそうでした。
冬眠から覚めて、日向ぼっこをしていたのでしょうか。
びっくりしましたが、こんな大きな蛇が住めるだけの豊かな森なんだなと、うれしく思いました。

Apr 19, 2016 10:36 PM

スピードは節約から

2016年4月19日

 にょきにょき

 
IMG01022-w.jpg4月16日土曜日、太さが20センチはあろうかという特大タケノコが出ていました。
高さは90センチぐらいだったでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、3日後の今日19日には、なんと高さ170センチ!まさに「にょきにょき」と。
この伸びる力は、植物の世界では超一級でしょう。瞬発力といってもいいかもしれません。
 
IMG01046-w.jpg竹はほかの植物と違い、タケノコから竹に成長するときに一気に伸びきってしまいます。そこで成長は止まります。
 
このようにすごいスピードで成長できる理由の一つとして、竹の棹は空洞が多いこと。それだけ時間もエネルギーもかからないのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、今よく咲いているハルジオンですが、あと1か月もするとよく似ているヒメジオンという花が咲きます。
 
この2つの大きな違いは茎の中。空洞なのが、春早くに出てくるハルジオン、詰まっているのがヒメジオンです。ハルジオンの茎は、とても簡単に折れます。つぼみが重たいせいでしょうか、咲くまでは茎が曲がり下を向いています。
 
早くするには、どこかで節約しないといけないわけです。
IMG01036 (2).jpg

Apr 19, 2016 10:14 PM

おとなりの畑

2016年4月 2日

 春ですねえ~

ここ数年、どんぐり広場の向かいの畑はナノハナで黄色く染まります。
IMGP1195-w.jpg
反対側の畑では、ブロッコリーが終わり、次は何ができるのかな?
 
畑と竹林、そして森・・・・・・
昔は当たり前のこの風景も、だんだん珍しくなりました。
勝手ですが、いつまでも畑も、竹林もセットで
次のそしてその次の世代までも、ここにあってほしいと願います。
 
森のコナラも、柔らかい葉を広げ始めました。
IMGP1200-w.jpg
 
 
 
 
 
 
 

Apr 2, 2016 10:37 AM

瑞祥植物

2016年1月 9日

新春の富士1601.JPG

今年もよろしくお願いいたします。

瑞祥植物とは、「おめでたいしるしの植物」のことで、
松と竹と梅を組み合わせたものが有名ですが、
それ以外にも、さまざまなものがあります。
 
南野川ふれあいの森にある主な瑞祥植物や、
縁起の良い植物を紹介します。
画像をクリックすると拡大します。
 
マンリョウ~お金持ちになるとこを願う
ナンテン~困難にあっても、難を転じる
カキ~お金を掻き集める
ニシキギ~故郷に錦を飾るおめでたい木
クヌギ~苦抜きから、苦のない人生を願う
ツバキ~寒中でも緑の葉を茂らせ、不屈の生命力

冬でも観られる植物や昆虫

マンリョウ1601.JPG
マンリョウの赤い実
 
マンリョウ白1601.JPG
マンリョウの白い実
 
ヤブコウジ1601.JPG
ヤブコウジの実
 
ジャノヒゲのたね1601.JPG
ジャノヒゲの青いたね
 
ヤブツバキ1601.JPG
ヤブツバキの花(見ごろです)
 
ホトケノザ1601.JPG
せっかちなホトケノザはもう開花しています
 
ナミテントウ1601.JPG
ナミテントウも暖かい日は日向ぼっこです
 

紅茶 de ブレイク

アオキのいびつな実
 
アオキのいびつな実1601.JPG  アオキの実1601.JPG
アオキミタマバエの幼虫が入っていて、完熟には
なりません。右は正常な実です。
 

Jan 9, 2016 12:32 PM
toTop