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ブログ(森でみつけたよ!)

緑色の小さな生き物

2013年4月28日

 
森の下の畑のところ、今はスギナやカラスノエンドウ、タンポポなどがいっぱいです。
よーく見ていると、あちこちで草の葉を揺らしているものがあります。
アブの仲間やガガンボなどが飛んでいます。
 
さらによく見ていると、小さなクモがあちこちで動いていました。
 
とてもよく動き回るので、写真におさめるのに苦労しました。
前回ご紹介したワカバグモのような緑色ですが、おなか部分がふくれていて白っぽい。
ハナグモでした。ハナグモ
ワカバグモと同じカニグモの仲間、横に歩き回ってアブラムシなどを捕まえて食べます。
 
もう一つ見つけたのは、足にとげとげがあるやはり薄い緑色のクモ。写真だと黒っぽく見えますが・・・。
ササグモ
 
こちらはササグモ。笹の葉に多いためにつけられた名前のとおり、笹の葉にいました。
 
クモが歩き回るのを見ていたら、葉っぱの色に紛れてバッタの仲間がじっとしているのを見つけました。まだ幼虫のようです。キリギリスでしょうか?
バッタの仲間
 
幼虫は、草花の花粉も食べるようですね。
ハナムグリの仲間も花粉を食べますが、これらの虫たちは食べるときに体中に花粉をつけるので、知らず知らずのうちに受粉の役目も果たしているんですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

旨いものには刺がある

2013年4月24日

 前回のブログ記事「春を食べる」で紹介された中に、【ハリギリ】がありました。
その名のとおり、芽や若い枝に鋭い針のような刺があります。
 
これと同じく刺だらけだけど、おいしい【タラノキ】があります。
タラの芽として野菜と並んで売られていたりします。
天ぷらにすると本当においしいですよね。
どちらもウコギ科の樹木です。
 
葉の上まで鋭い刺が!
タラノキ刺.jpgのサムネール画像
南野川ふれあいの森には、ハリギリの大木があります。
一方のタラノキ、図鑑によると高さ10メートルにもなるものもあると書かれていますが、
見つけてからもう8年ほどたっていますがいっこうに大きくならず、高さ60センチぐらいのままです。どなたか、毎春ここのタラの芽の天ぷらを食しているせい?誤解のないよう、私ではございません。
 
 
 
とにかく刺だらけ。
 
タラノキとワカバグモのサムネール画像
タラノキを見ていたら、葉っぱと同じ色のクモがジーっと獲物が来るのを待っていました。
調べてみると、【ワカバグモ】のオスのようです。
それにしてもワカバグモとは、この時期にぴったりの良いお名前。まさに若葉色のクモでした。
 
 
 
 
 
 
オスは、頭の上の方や足が赤っぽくなるそう。メスは、全身若葉色のようです。
ワカバグモ ♂
 
 
 
          
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

春を食べる(南野川ふれあいの森の山菜)

2013年4月21日

春は山菜のおいしい季節です。食べられる木の芽や山野草は、総じてアクが強いため、アク抜きが必要です。エグ味は、山野草にとっては、食べつくされないための防御手段です。しかし人間には通用しないようですね。南野川ふれあいの森にある、食べられる山野草の一部を紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
ハリギリの新芽.JPG      アケビの花と葉.JPG    
 
  ハリギリの芽                アケビの若い葉
 天ぷらにすると、タラの芽       春の若い葉は、おしたしや油炒め
 よりもおいしいと評判です。      にすると、絶品です。
 
山椒の若葉.JPG       つくし.JPG
 
  サンショウの若葉            つ く し
 竹の子の木の芽和えも        鞘(はかま)を取り除くのに手間が
 おいしいですが、佃煮が        かかりますが、天ぷら、卵とじ、佃煮等に
 最高です。                します。
 
紅茶 de ブレイク
 
ツマキチョウを見つけた!
3月~5月にしか、現れないチョウです。滅多に止まらないので、撮影には大変
苦労しました。オスは前翅の先端が、オレンジ色をしています。 
       ツマキチョウ.JPG
 
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

新緑

2013年4月15日

 
 
森は今、明るい緑の色がたくさん。若葉色とは、なんと元気をくれる色でしょう。
 
7日の活動でコナラとクヌギの樹木調べをしましたが、皆さんが見つけたのは大きな木ばかりだったので、葉っぱが開いても上の方で良くわからなかったかもしれません。
 
そこで、どんぐり畑に行ってみると、
高さ50センチに満たない小さな木もちゃんとはっぱを開いていました。 
 
 
左はクヌギ(おっとピントが合っていませんが)  
 
 右はコナラ  
クヌギ新緑のサムネール画像
コナラ新緑
                                                                                                                              
 
 
 
そのほかにも
イヌシデ新緑
キウイフルーツ新緑
                                                                                                                                            
 
 
 
左がイヌシデ。淡い赤色の部分は、冬芽の時観察した芽鱗と托葉。今だけしか見られません。 
そして右側は、キウイフルーツの新緑。
近頃鳥が種を運んできたようで、キウイフルーツが森のあちこちに生えています。
とても頑丈なつるを伸ばすので、除いて行かないと大変なことになりそうです。
 
今年は、一気に緑に染まった森なので、虫たちが出遅れているような・・
いつもの年ならきれいな若葉も、その柔らかさゆえに早々に虫の食べ痕があるものが多いのですが、今年は、きれいな形の若葉が多い気がします。
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

春の花いろいろ(その2)

2013年4月12日

南野川ふれあいの森や、その周辺の畑で見られる春の花の続編です(画像をクリックすると拡大します)。
 
めしべのない花とおしべのない花
 
「アオキ」や「サンショウ」の木は雌雄異株といって、雄花の咲く木と雌花の咲く木は別々です。雄花ではめしべが、雌花ではおしべがそれぞれ退化しているケースが多いです。
なお古い樹木の代名詞のような「イチョウ」も雌雄異株です。
 
アオキの雄花.JPG         アオキの雌花.JPG
 アオキの雄花です。             アオキの雌花です。
 めしべは退化しています。          おしべは見当たりません。
 
山椒・雄花.JPG         山椒・雌花.JPG
 サンショウの雄花です。           サンショウの雌花です。やはり
 めしべは退化しています。         おしべは見当たりません。
 
 
アカメガシワの新葉
 
アカメガシワの新葉は赤く、これが名前の由来です。葉が赤く見えるのは、葉の表面に赤い毛が密生しているためで、この毛は葉の成長と共になくなり、本来の緑色の葉が現れます。
 
  
             アカメガシワの新葉.JPG
 
紅茶 de  ブレイク
 
ブロッコリーの花です。南野川ふれあいの森のお隣の畑で見ることができます。
 
 
             ブロッコリーの花.JPG
 
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

アオゲラ、シマヘビ?・・・

2013年4月 9日

 春全開! 生きものたちも動き出した!

4月11日の活動日は、例年の4月とは様子がちがいます。
 
いつもの4月は、ようやく新芽がふくれて森全体が柔らかい緑がかったグレーの色調なのですが、今年はもう新緑で明るい緑、強風が余計なものを吹き飛ばしたのか、陽光は夏のようにギラギラしています。
 
森の生き物たちも、いつもより動き出すのが早そうです。
 
すでに散ってしまったヤマザクラやモミジイチゴの代わりに
森中にいっぱい咲いていたクサイチゴの花、いつの間にか増えてきたハナニラの花、シャガ、そして咲き始めたジュウニヒトエ
 
木の花は、コナラクヌギの雄花がたくさん落ちていました。目立たないけどサンショウの花やアオキのチョコレート色の花も咲いていました。
新葉には、早速チビチビのシャクトリムシが、柔らかい芽をもぐもぐ。
 
スジグロシロチョウキチョウも飛んでいました。
 
前夜の雨で湿った土には、ワラジムシダンゴムシアオオサムシ
 
そしてなんと60センチぐらいのヘビに遭遇したメンバーも。どうやらシマヘビのよう。
 
強風の中、鳥たちも元気でした。
シジュウカラのさえずり、コゲラ、そして今日はみんなの前にアオゲラも姿を見せてくれました。
 
 
 

Mar 18, 2014 10:08 AM

春の花いろいろ(その1)

2013年4月 3日

 
入園式、入学式、新入社員、リタイヤ1年生、季節は巡り、人々はそれぞれの思いを胸に抱きながら、新しい門出を迎える4月。
植物の世界でも4月は新しい1年に向け、花を咲かせ、希望に満ちたスタートを切る季節です。
南野川ふれあいの森やその周辺でも、春の花がたくさん咲いています。今回は、これらの中から、ヤマザクラ、ハナニラ、ボケ、ニワトコ、ナノハナを紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
山桜.JPG     ハナニラ・1.JPG
     ヤマザクラ                 ハナニラ
 
ボケの花と托葉.JPG     ニワトコ・1.JPG
      ボケの花                ニワトコの花
 
              菜の花.JPG
                                           ナノハナ
 
そっくりさんの見分け方
 
モミジイチゴとクサイチゴの花は、似ていますがよく観るといくつかの違いがあり、見分けるポイントになります。
 
モミジイチゴ
 
モミジイチゴの花・1.JPG     モミジイチゴの花と葉.JPG
 
    おしべは、ほぼ垂直に伸びています。果実は黄色です。
    葉は切れ込みが大きく、モミジの葉に似ています。
    茎には鋭いトゲがたくさんあります。
 
クサイチゴ
 
 クサイチゴの花・1.JPG     クサイチゴの花と葉.JPG
 
    おしべは、横に広がります。果実は赤色です。
    葉は複葉で小葉は3~5枚あり、冬でも残っているものがあります。
    茎には、小さなトゲがあります。
 
 
 
 
    

Mar 18, 2014 10:08 AM

一気に春が!

2013年3月25日

急に暖かくなって、南野川ふれあいの森やその周辺に、一気に春がやって来ました。コブシは散り、ソメイヨシノはもう満開です。タチツボスミレ、クサイチゴ、モミジイチゴ、ヒメオドリコソウ、ウグイスカグラ、オトメツバキ・・・ブログ記事を書く立場も考えて咲いてほしい!
今回はウグイスカグラとタチツボスミレを紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
ウグイスカグラ                                                             春を告げる花の一つで、ウグイスが鳴くころに咲くといわれています。最近は宅地開発等の影響で、この花は減少しています。花は筒状の淡い紅色で、花冠の先は5つに裂け、めしべが花冠の外に突き出ます(厚木市にある県立自然環境保全センターでは、ウグイスカグラの白花が見られます)。
 
   ウグイスカグラ・1.JPG   ウグイスカグラ・白.JPG
 
タチツボスミレ
海岸近くから海抜2,000メートル位までの地帯に分布し、最も目にする機会の多いスミレです。スミレは花のうしろがふくらんでいて(これを距と呼びます)、蜜が入っています。また世界のスミレ約400種のうち、日本は約50種が存在するスミレ王国です。
 
   タチツボスミレ。2.JPG   タチツボスミレ・1.JPG
 
紅茶 de ブレイク
キブシの花
葉が出る前にカンザシのような花穂を垂らし、つぼ形の淡黄色の花をつけます。雌雄異株で雄花の花穂の方がやや大きいです(東高根森林公園にて)。
 
 
           キブシ.JPG

Mar 18, 2014 10:08 AM

春が来た!

2013年3月11日

 長い間日本に居座って、各地に雪の被害をもたらした北の低気圧も、しぶしぶ去って行きました。これからは寒暖をくり返しながら、春を迎えます。南野川ふれあいの森やその周辺でも、春植物の開花が始まりました(画像をクリックすると拡大します)。
 
2本しかないの?
オオイヌノフグリのおしべの本数です。一般的にはおしべの本数は、原始的な植物では多く、進化している植物ほど少ないそうです。オオイヌノフグリはかなり進化した植物といえます。
 
       オオイヌノフグリ・拡大.JPG
 
ピッカピカの葉っぱ5弁のヤブツバキ
ヤブツバキの葉は、クチクラというロウ物質でコーティングされているので、光沢があります。これは生育地が海岸近くのため、潮風対策をしているといわれています。
また、ヤブツバキは5枚の花びらが、おしべの周りを二重に取り囲んでいます。花びらは、隣の花びらと144度の間隔でついています(720度÷5=144度)。この花の咲く時期は、まだ昆虫が少なく、受粉を鳥に依存するため、花はがんじょうな作りになっています。
 
    ヤブツバキ.JPG     ヤブツバキの蕾.JPG
    ピッカピカのヤブツバキの葉です。右は開花寸前のつぼみです。
 
紅茶 DE ブレイク
 
満開のサンシュユの花です。サンシュユの果肉は漢方薬(滋養強壮・疲労回復に薬効があるそうです)として有名です。東高根森林公園にて。
 
       サンシュユ.JPG

Mar 18, 2014 10:08 AM

春の兆し・その2

2013年2月27日

いよいよ2月も終わりです。今年の冬は、寒かったですね。生き物の世界でも、成虫で冬越しをするキチョウや、キタテハをまだ見かけませんし、この森に咲くヤブツバキや河津桜の開花も遅れています。
しかし南野川ふれあいの森では、植物たちは着実に春に向かって準備を進めています。植物は気温だけではなく、日照時間の長さでも、春の近づいてくる気配を感じ取るそうです。
今回もこの森でみつけた春を紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
オオイヌノフグリやホトケノザは、すでに花が咲いています。しかしまだ受粉を助けてくれる昆虫たちは、寒さで動きが不活発なため、ほとんど訪れてくれません。そのためこれらの植物は、非常手段として自家受粉という奥の手を使います。
 
オオイヌノフグリ.JPG   ホトケノザ.JPG
 
 
アオキが芽吹き始めました。アオキの冬芽は、混芽といって花になる芽と葉になる芽が、一緒に入っています(葉になる芽のみしか入っていない冬芽もあります)。右の拡大した画像で、花芽と葉芽が、一つの冬芽の中に混在している様子が判ると思います。
 
アオキの混芽.JPG   アオキの混芽・拡大.JPG
 
 
紅茶 de ブレイク
 
ヒイラギナンテン.JPG
 
「激しい感情」という花言葉を持つ、ヒイラギナンテンの花が咲き始めました。
この花の原産地は中国、台湾などです。
 

Mar 18, 2014 10:08 AM
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