ブログ(活動報告)
春遠からじ、ふれあいの森
2018年2月 7日
2月4日、立春
巷では、インフルエンザが史上最多の患者数を記録し、最低気温が0度を下回る日も珍しくない今冬、はあものメンバーも体調を崩してしまった人、多かったようです。参加者は、大人が9人、子どもが6人でした。
晴れ時々曇り,ここ数日の冷え込みからは少しだけ暖かさを感じられる日となりました。
お社の森では、ヤブツバキが咲き、春を待っているようです。
木漏れ日広場では、ウグイスカグラが咲き始めていました。
今回のはあもビンゴでは、「ピンク色の花」で、ウグイスカグラを見つけてほしかったのですが、残念ながら見つけられた人はいませんでした

今日の観察は、「木材としての樹木」と題し、森にある樹木を、木材として利用する際にはどんな特徴があるのかを勉強しました。
木工作が得意なメンバーが、自作の標本などを作って説明してくれて、とても面白かったです。
枝を輪切りして磨いたものは、まるでコーティングしたような光沢。アカガシとシラカシ、材の色も名前の通り赤と白。
そのあとは、昨年度落ち葉を積んでおいた所がどうなっているか、少し掘り返してみました。そうしたら、出てきたのはおっきなカブトムシの幼虫、夏には立派な成虫になって、出てきてくれるのでしょうか。楽しみです。

今日の落ち葉掻きは、「野草を楽しむ散策路」です。
枝を拾って、熊手で掻いて、落ち葉を集めて、落ち葉だめへ。
その先は、いつものように落ち葉ダイブ!
心持暖かくなった立春の森では、いつもよりたくさんの野鳥の声や姿を発見しました。野鳥ももうすぐ恋の季節ですね

春遠からじ、ふれあいの森。
Feb 11, 2018 09:59 AM
はあも初めは、落ち葉まみれ
2018年1月17日
1月14日 今年最初の活動日
寒波襲来で、各地で大雪のニュースが伝えられる週末、南野川ふれあいの森はよく晴れて真っ白な富士山を望むことができました。
でも、冷たい風が強かった~

で、少しでも体を温めようと、念入りな準備体操後は、「こすれ~こすれ~こすこすれ~」の歌とともに背中をこすりあいました。
14日と今年は遅い「はあも初め」となりましたが、まずは森のお社に活動の安全を祈願してから、いつものように「はあもビンゴ」で始まりです。
すっかりと葉を落とした木々の姿をじっくり見たり、気に入った木に抱き着いてみたり、どんぐりの芽出しも見つけました。
そのあとの観察では、木や草がどんなふうに寒い冬を乗り切っているか、観察しました。
作業は、木漏れ日広場の落ち葉掻きを行いました。熊手を持つ前に、落ちている枝を拾います。熊手を壊さないための大切な作業です。そのあと、熊手で落ち葉を集めました。毎年のことですが、落ち葉の量が半端ではありません!
落ち葉の下には、芽を出したどんぐりを見つけました。大きくなあれ。
落ち葉の山ができれば、当然始まるのは落ち葉ダイブ!今回はダイブのために、高さ1500mmの「落ち葉山(おちばさん)」を子どもたちが製作しました。

今年も、楽しく活動して行けそうです

Jan 17, 2018 05:15 PM
黄金色の森で
2017年12月11日
落ち葉がいっぱい
12月10日は、今年最後の活動日でした。
子どもが4人大人が12人と、第2日曜日のせいか少し少ない人数でした。
黄色く色づいた木々と褐色の落ち葉に、冬の柔らかな光線が差し込み、森全体が黄金色です。
鳥の声に耳を澄ませ、落ち葉の踏む音を楽しんだり、赤い花(ヤブツバキ)や白い花(ヤツデやチャ)を探したり、種類の違う落ち葉を5枚探したり・・・の「はあもビンゴ」で森を一巡りした後は、
「縁起物の木と冬の花」をテーマに観察です。
巣箱の付け替え
昨年12月に森の中に設置したシジュウカラ用の巣箱3つ、果たして使ってもらえたかな?外してみました。
一つに入居あと有り!
外側は棕櫚の皮の繊維、中央の卵の場所にはふわっとした荷物の緩衝材に使うような素材や毛糸などを使っています。親鳥の仕事に感動です。
中身を取りだし、掃除をして再び設置しました。また使ってくれることを願って。
倉庫のお色直し
午後は、倉庫の壁の絵を塗りなおし作業をしました。
絵を描いたのは5年前、色が落ちたり薄くなってきたので、きれいにしました。
大きなところに絵を描くのは、大人も子どもも楽しいものですね。
夢中になりました。
木々は青々と、太陽は赤々と、鳥やテントウムシ、クワガタムシにキノコなど鮮やかによみがえりました。
午後からは風が吹き、たくさんの葉がまるで雪が降るように舞っていました。ちょっと幻想的な世界でした。
年内には黄金色から、冬木立のグレーな世界に変わるでしょう。
今年の活動も無事終了。
また来年。。
Dec 11, 2017 10:26 PM
「きる」楽しさ
2017年11月 9日
秋の色
11月の活動日は5日でした。
22人で行いました。そのうちの10人は子どもたちです。
森の中は、先月に続きどんぐりがたくさん落ちていました。
コナラのどんぐりがずいぶん大きくなって落ちていました。
町では、桜やイチョウが色づき秋の深まりを感じますが、南野川ふれあいの森の木々はまだまだこれからといったところ、
それでも、森の中には秋の色があちこちに見られました。
紫色の実は、ムラサキシキブ。
そんな様々な色を探したはあもビンゴのあとは、キノコの観察です。
キノコらしからぬツチグリがたくさん出ていました。
キノコの仲間だけど地味だけど光合成もしちゃう地衣類のことも知りました。
竹と常緑樹、どっちも切るのが楽しかった
さて、本日の作業は
Nov 9, 2017 04:26 PM
どんぐりザクザク
2017年10月 2日
秋晴れの空のもと
10月1日、良い天気です。
集まったのは22人、そのうち10人は子どもたちです。
森にはどんぐりがいっぱい落ちていました。
どんぐり広場などは、どんぐりだらけで、歩くとザクザク(どんぐりを踏む音)!!
はあもビンゴでは、秋らしいものをたくさん見つけました。
まるいどんぐり→クヌギの実
金色の小さな実→ヘクソカズラの実
ピンク色の花→イヌタデの花、ツルボの花
白い花→お茶の花

クモの巣の形をよく見たり、深呼吸をしたり・・・
観察では、ほかに虫こぶやミズヒキの花なども見ました。
倒木処理
作業は、先月倒れたコナラを処理しました。
道をまたいで、斜面に横たわっているコナラは、幹回りが60センチはありそう。太い幹は後回しにして、葉や実をつけたまま倒れてしまった枝先から徐々に切っていきます。
この細いところなら、子どもたちでも頑張れば切ることができました。
そして、倒木は道の脇の柵になり、杭になり、道の整備もできました。
もちろん何の処理もしていない木なので、半年もたてばボロボロになってきます。そうしたら、また森の中の落ち枝や倒れた木を使って補修していきます。
そうやって、森で生まれた命をそのまま森に返しています。
芽が出て大きくなって、やがて枯れて、腐って、土にかえる・・・
その繰り返しの中には、たくさんの命がかかわっているんですね。
気持ちよい10月の活動日、みんなで汗をかきました。
Oct 2, 2017 10:58 PM
秋風とセミの声
2017年9月 5日
青い空に風が心地よいこと
9月3日日曜日
ぐずついたお天気が、週末は良い行楽日和になりました。
森の中は、心地よい風が吹き、夏の湿った暑さは有りません。
集まったのは17人、そのうち子どもは6人でした。
本日のメインはスペシャルフィールドビンゴ
いつもやっている「はあもビンゴ」の拡大版、なんとマスが25個もあります。
画像をクリックすると大きく見られるので、少しアレンジして他の場所でもやってみると面白いかも…
センニンソウやヌスビトハギの花が咲き、まだ緑色のコナラのどんぐりが落ちていたり、すっかり秋らしい森の中です。アブラゼミやミンミンゼミ、ツクツクホウシが行く夏に抗うように必死で鳴いていました。鳥の声もかき消されていましたね。
作業は、落ち枝拾いと下草刈りを行いました。
森の木は、枯れた枝は自分で落とします。太い枝細い枝、よく見るとたくさんありました。
実は活動日の2日前、森の中にスズメバチの巣があることがわかり、そこは立ち入り禁止にして活動する予定でしたが、宮前区道路公園センターの迅速な対応ですでに駆除が済んでいて、安全に活動することができました。感謝です。
Sep 5, 2017 04:08 PM
うまくいきました
2017年7月 5日
梅雨です、蒸します
7月2日の活動日。
ここのところ、梅雨らしいはっきりしないお天気だったので、森に入ると湿度の高さを肌で感じました。それでもこの日は、お日様も顔を出し、まずまずのお天気でした。集まったのは子ども8人を含む25人でした。
いつものように体操でスタート。
はあもビンゴでは、いろんなキノコを探しました。
この時期、意外と多いのです。
木漏れ日広場の下に、幹が折れて傾き、竹に引っ掛かっているエゴノキがありました。これを伐採するのですが、足場は傾斜が有り、木のてっぺんはお隣の竹林に侵入しています。できるかなあ?と心配していたのですが、この日は男性陣が多く、みんなで頭と力をフル稼働させ、ケガもなく、柵の破損やお隣の竹を傷つけることもなく、実にうまくいきました。
草の陰で見つけた、ちっちゃなカタツムリの赤ちゃんかわいかったなあ

この日は、森での活動後一足早い暑気払いをしました。
大汗かいた後の、一杯がうまいことうまいこと(^^♪ 最高でした!
Jul 6, 2017 02:38 PM
木は強し!
2017年6月20日
倒木処理
6月17日土曜日、作業日でした。
梅雨時の蒸し暑さはあまりなく、よし、頑張るぞ!
木漏れ日広場下側、胸高直径40センチ近くあるコナラが、根株腐朽のために倒木。
これを、80センチほどの長さの丸太に切断します。
邪魔にならないよう運びやすくし、倒木の腐朽のスピードを速めるためです。
なんだか、丸太切り競争みたいです

腐朽しているとはいえ、幹の7割ぐらいはしっかりしているので、手鋸で切るのは大変でした。約2時間、大汗かきながら木と向き合って処理しました。
翌日、案の定、筋肉痛です

Jun 20, 2017 12:52 PM
今年も下草刈り、頑張ります!
2017年6月 6日
森は気持ちいいなあ。
準備体操をしっかりして、活動スタートです。
本日の「はあもビンゴ」では、
白い花(これはドクダミを見つけた人が多かった)紫色の花(これはムラサキシキブ)虫の食べあと(けっこう葉っぱが食べられてた)、鳥の鳴き声(ウグイスやカラスほかにも・・)、風が運ぶ種をよく見る(ノゲシの種をルーペでみた)、ふわふわの紐みたいな白い花(ちょっと難問クリの雄花)、チョウ(モンシロチョウやシジミチョウの仲間など)、緑色の実(ゴンズイやエゴなどいろいろあった)、クモ(クモの巣)を見つけたよ。
ビンゴのあとは、ちょっとしたゲームで遊びました。
大人の背中に森の生き物の写真を張ります。大人はその生き物が何かわかりません。子どもたちに質問をして、自分が何の生き物かを当てるゲームです。
「動くことができますか」「何本脚がありますか」「何色ですか」
下草刈り楽しかった
今年最初の下草刈りなので、しっかり鎌の使い方を学びます。子どもたちも刃物を持つので、真剣に聞きました。
どんぐり広場と出会いの広場の、主にササを刈ります。
毎年、子どもたちには人気のない草刈りの作業ですが、今回は「意外と簡単だった」「楽しかった」という思いもかけない感想が出て、ちょっとびっくり
大人も負けずに頑張りました。

ススキバッタ
昼休みにTさんから、
バッタづくりを教わりました。Tさんの指は滑らかに動き、瞬く間にバッタが完成。教わる側は、何回も聞きながら四苦八苦で何とか完成しました。
Jun 6, 2017 09:41 PM
森のエネルギーもらったよ!
2017年5月 8日
みどりに包まれて
ゴールデンウイーク最終日の7日。天気はうす曇り。
5月の活動日には、大人が15人、子どもが10人参加しました。
4月の柔らかな春の森から、緑いっぱいの生命力あふれる森に変わっていました。
朝には、近年この時期に渡りの途中によってくれるキビタキのさえずりやアオゲラ、シジュウカラ、コゲラの声も聞こえていました。
いつものように、準備体操。
上を向いてぐんと伸びると、若葉の緑が降ってきそうでした。
はあもビンゴでは、
目を皿にして、イモムシを見つけ、にょきにょき生えてるタケノコや黄色い花を3種類(6種類ぐらいあったけど)探し、上を見上げてはカラスの巣を探し、
サンショウの葉をもんで良い匂いに包まれて、森の中では深呼吸。
赤い実(クサイチゴ)を見つけて味わい、シロダモの新葉をスリスリ。
体全部を使って、森の中を探し回りました。
観察は「花と昆虫」をテーマでした。
白い花を咲かせているミズキに大きな補虫網でごそごそ・・・・すると、背中に黄色いハートのついたエサキモンキツノカメムシがいました。
大人は嬉々として観察したのですが、あれ?子どもたちは?
クサイチゴの赤い実に夢中でした。やっぱり食べられるものがいいよね

作業は、看板づくりと柵作り。

柵は、Mさん考案の侵入禁止柵が、男性陣の手で出来上がりました。

May 20, 2017 03:20 PM
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