ブログ(活動報告)
新緑の森でスタートです
2021年4月 5日
新年度最初の活動日でした
4月4日日曜日 2021年度第1回目は、通算186回目の活動日でした。
ここのところ、日曜日になると天気が悪い

でも風は強いものの、午前中は青空と太陽にも挨拶でき、途中から曇ってたまに雨粒にあたりましたが、予定通りの活動ができました。
大人が11人、子どもが8人の参加でした。
例年だと、花冷えする陽気で、森もやっと芽が出始めたかなという景色なのですが、今年はもう新緑が美しい!!! モンシロチョウやキチョウ、キンバエやアブの仲間、カナヘビにも遭遇し、2週間は早い感じです。
森の中で、今年度の総会を行いました。
昨年の報告、今年の活動予定など滞りなく承認され、気分も新たに17年目の野川はあもの始まりです。
「わたしの木」
今年は、1年かけて「わたしの木」の観察をします。
一人ひとり森の中で「わたしの木」を決めるのが、最初のミッション。
森を歩きながら春のエネルギーを感じることのできる、楽しい時間でした。
アオキ切ったよ
午後の作業は、常緑樹の伐採を行いました。
いつの間にか勢力拡大しているアオキは、ほおっておくとどんどん増えて、日影が増えて、暗い森になってしまいます。明るい雑木林に保つには必須の作業です。
斜面での作業は、足腰鍛えられますね
お疲れさまでした。

今年度も感染症の予防対策をしながら、楽しく活動していきましょう。
Apr 5, 2021 09:17 PM
みんなの力はすごいのだ
2021年3月 7日
草?木?
令和二年度最後の活動日は、3月7日。
前日は20度の最高気温が、この日は10度?まあ風がなかったので、良しとしましょう。ちょっと念入りにストレッチ、体操をして体を温めてスタートです。
集まったのは、大人13人子ども7人でした。
観察は、各自ではあもビンゴに挑戦です。
本日のお題は
- 草餅に使う草
- 芽吹いている木3本を見つけよう
- 鳥の声を聞く
- 白い花の咲いている木
- 白い花の咲いている草
- ピンクの花が咲いている木(名前には鳥の名前が入っている)
- 虫
- ツルの巻き付いている木
とても暖かい日もあったので、もう少し花が咲いているかと思いきや、意外とまだ花の数は多くなく、虫もよく探さないと出会えませんでした。
かつての木漏れ日広場の面影が見えてきた
作業は、木漏れ日広場の整理です。
一昨年の高木の伐採剪定で出た丸太や枝が積まれた山・・・・・・
木漏れ日「広場」を復活させるためにも、様々な野草が芽吹くためにも、この山を移動させなければなりません。
そこで、柵の外側に丸太を移動させることに。
(ちなみに柵の外も、南野川ふれあいの森の敷地内です)
枝や丸太は、腐朽が進行してだいぶ軽くなってきたので、全員でバケツリレーよろしく、運び出し、なんと1時間足らずで、すべて柵の外に移動させることができました

午後は、お社の森に切られた竹の枝が大量に置かれていたので、これを束にまとめて柵沿いに並べました。こちらも、みんなでやったら早いこと!
久しぶりに全員で同じ作業に取り組んで、はっきり成果がわかる達成感を味わいました。やっぱり「みんなで」できるっていいですね。
4月から、また多くのみなさんと「はあも」できますように。
Mar 7, 2021 09:07 PM
もう、春ですね
2021年2月 7日
2月7日
空は晴れ渡り、日差しも暖かく、もう春でした。
皆さんが集合する前、9時を過ぎたころ、森では「きょーん、きょーん」という声が響いていました。アオゲラの声です。
今日は、初めてさんもお迎えして、久しぶりに20人の参加者がありました。8人はこどもたちです。
やはり野川はあもの活動日には、にぎやかな子どもたちの声が欠かせませんね。
今回も、観察は「はあもビンゴ」で、各自で森の中を歩いてチャレンジです。
今とてもきれいな花を咲かせているヤブツバキの花を、バラバラにしてみます。
鳥の鳴き声を聞き分けてみます。
芽のつき方の違いを見つけます。
とげのある木を探します。
木から出ているキノコを見つけます。

汗かくほどの暖かさで、作業もはかどったかな
作業は、3つ。
一つ目
どんぐり畑の整理。 ここ数年、森の中への立ち入りが制限されていた期間が長かったので、どんぐり畑で大きくなったコナラやクヌギを移植することができなくて、畑はいっぱいになっていました。そこで、間引き作業をしました。
中には、鉢にまいたどんぐりがそのまま大きくなって、鉢の中で渦を巻いていたり、ビニールポットをつけたまま大きくなっていたりと、どんぐりからの成長をしっかり見せてくれました。
根のダメージが少ないものは、森の中へ6本移植しました。大きくなってね。
作業ふたつめ
野草を楽しむ散策路の落ち葉かきを行いました。
落ち葉かきの前に、ササ刈りをした後の片づけや枯れ枝を取り除いてからなので、こちらもなかなか大変でしたが、きれいになりました。
作業三つ目
先月の丸太の柵の杭が、数が足りず不十分だったので、新しい杭を作って補強しました。
午後からは、少し風が強くなりましたが、作業もはかどりよい活動日となりました。いつもの年だと、ウグイスカグラの花が見られるのですが、今年はまだ固いつぼみ・・・でもカワズサクラはだいぶ咲き進んだようです。
Feb 7, 2021 08:43 PM
はあも初め2021
2021年1月12日
始まりました2021年
1月10日日曜日、天気予報では朝は氷点下、日中も一桁台の気温とのことで、厚めの靴下でお気に入りの、あったかもこもこトレーナーを着こみ、ふれあいの森へ。
青い空を背景に、葉を落とした木々の梢が寒そうです。
風がないせいか、想像していたほどの寒さはなく、元気に活動できそうです。
大人10人、子ども4人が集まりました。
朝のあいさつの後、恒例となった初詣を行いました。
まずは、活動中の安全祈願
そして、やはり新コロナウイルス感染の終息を願わずにはいられません。
人も含めこの森が、健やかなる一年を過ごせるよう祈願しました。
お社の森のヤブツバキが、日当たりが良くなったせいか、とても多くの花をつけていました。
お参り後は、ストレッチをして、「ふれあいの森でのおやくそく」をみんなで読んで確認しました。
そして今年最初の「はあもビンゴ」に挑戦です。
- 木から出ているキノコ
- クヌギの落ち葉を拾う
- 赤い花
- 鳥の声を聞く
- 赤い色の冬芽ふたつ
- ゴンズイの葉痕
- 枝から枝へ飛ぶ鳥の様子を見る
- 赤い実
- 深呼吸をして森のにおいを感じよう
9つのお題、皆さんクリアできたようです。冬芽と葉痕は、この季節注目のアイテムです。他の樹木も観察してみましょう。
作業は落ち葉掻き…じゃなかった
どんぐり広場の落ち葉掻きをするために、剪定枝やササ刈をして乾いた枝葉を拾って一か所に移動。そのあと熊手を持って……という予定でしたが、コナラやクヌギの高さ30㎝から50㎝といったかわいい苗木がたくさん生えていて、しかも葉を落としているので、よく見ないとわからない・・・・・このまま落ち葉掻きをしたら
と思い、急きょ落ち葉掻きはやめ


森の大規模な伐採が行われてから、気になっていた木漏れ日広場におかれている丸太の山。この丸太を使って、道の脇の柵代わりに利用しようという作戦に変更です。
しかしこれが、なかなかの重労働。丸太はまだまだけっこう重く、山から適当な太さと長さのの物を選び出し、道まで運ぶのに、マスクを着けながらでは息が上がりました。
森には、ヤマガラ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、ジョウビタキ、といったかわいい野鳥がにぎやかに梢を飛び回っていました。
今年も一年、活動が続けられますように。
雪をかぶった富士山にもお願いして、はあも初めの一日終了です。
今年もよろしくお願いします。
Jan 12, 2021 05:32 PM
黄金色の森で
2020年12月23日
穏やかな活動日
12月13日日曜日 今年最後の活動日でした。
晴天に恵まれ、風もなく、師走とは思えないほどの穏やかな日となりました。
参加は、大人9人子ども5人と少なかったですが、初めての参加者もあり、
加えて、野川社会福祉協議会の方々が見学にいらしたので、
にぎやかなスタートとなりました。
森は、冬の低い日差しに、
木の拓本
いつもの「はあもビンゴ」ではなく、今回は樹皮に注目して木の拓本を取ってみました。拓本と言っても、樹皮に半紙を添わせてクレヨンで写し取りました。
クレヨンでは、違いが今一つはっきりしませんでしたが、いつもはあまり気にしていない樹皮の凸凹や色、肌触りなどしっかり観察できました。
落ち葉を同じよう写し取ったら、こちらは葉脈がきれいに出ました。
作業は下草刈り
師走になっても、まだ下草刈りです。
倉庫の裏や、「野草を楽しむ散策路」、「未開の地」を行いました。
堅くなったササ刈はなかなか大変でしたが、頑張りました。
子どもたちは、木に張り付いたキヅタを取ってもらいました。キヅタは、そのままにしておくと、巻きつかれた木はだんだん衰えてきますので、今のうちに。
取ったツルで、リースを作りました。森の中のセンリョウやヒヨドリジョウゴの黄色や赤の実を上手くあしらい、素敵なリースができました。
今年は、思いもよらない感染症の流行で、はあもの活動も6月からとなり、再開後もいつものような活動とはいきませんでした。
それでも、メンバーみんなでできることをやってきました。無事に今年の活動を終えられたことに感謝したいと思います。
コマうちした榾木から収穫!
Dec 24, 2020 03:20 PM
穏やかに、鮮やかに、秋が深まって。
2020年11月 4日
11月の活動日
11月に入りました。1日の日曜日、天気は晴れ時々曇り、風はありません。
集まったのは、大人が10人子どもが4人。
※写真をクリックすると拡大します。
今回新調した幟を森の入り口の畑のところに立てさせていただきました。
森のあちらこちらで、秋を感じられた日でした。
「はあもビンゴ」では、さまざまな色に注目しました。

ホトトギス
茶の白い花、コウヤボウキのはかなげな花、ツワブキの目が覚めるような黄色の花も咲き始めていました。
クサギ
はあもビンゴの後は、「野草を楽しむ散策路」のエリアの手入れでした。
ササを刈ったり、ツルを除去したり、少人数でしたがきれいになったね。
Nov 4, 2020 03:55 PM
カシノナガキクイムシを探せ!
2020年10月 8日
秋らしい森の中
10月4日日曜日、朝のうちはパラパラと雨が降ってきたりしましたが、一日曇りベースの穏やかなお天気でした。
参加はちょっと少な目、大人10人、子ども3人でしたが、大学生の初めてさんの参加があり、うれしいスタートです。
今日も、皆さんマスクをして、「はあもビンゴ」で観察です。
お茶の花が咲き始め、ジョロウグモは大きくなり、ニシキギは少し葉が赤く染まっています。ビンゴでは、種に注目し、風で飛ぶもの、体にくっついて運んでもらうもの、自ら転がるもの、などを見つけました。
カシノナガキクイムシを探せ!
先月、枯れているコナラが7本あったのですが、カシノナガキクイムシによるナラ枯れでした。カシノナガキクイムシが病原菌を幹内に持ち込み、中で育てるのです。木は身を守るために防御反応で、いろいろな代謝物を作るのですが、これが自らの道管も詰まらせてしまい、枯れてしまう…なんとも悲しい。
で、今回はそのカシノナガキクイムシを探してみようと。
Oct 8, 2020 09:47 PM
お天道様に感謝
2020年9月13日
延期で今日13日が活動日でした。
第1日曜の6日は、天気予報などで雨と報じられ、早々に中止にしたのですが、
一向に雨は落ちて来ず、結局降らず。ア~やればよかった
これで、今日が雨だったらどうしようと思っていたのです。昨日までは、けっこう微妙な予報だったのですが、良かったです。強烈な暑さはなく、曇りがちの天気は、作業には最高でした。


それでもやはり人数は少なく、大人が8人の子どもが6人合わせて14人。参加してくれた皆さま、感謝です。
ゆっくりはあもビンゴ
観察会形式の観察は、見合わせています。今回も「はあもビンゴ」で森を探索です。ツクツクボウシやミンミンゼミに交じって秋の虫の声も聞こえる中、あちらこちらにミズヒキやツユクサの可憐な花が見られます。
-こちらは、ヌスビトハギの花と種。種の形はメガネのようです。
サトキマダラヒカゲやコジャノメ、アカボシゴマダラ、クロアゲハなどチョウもたくさん飛んでいました。
ササは刈った後も強いのだ
夏中、皆さんの頑張りでどんぐり広場は、ササが刈られて足を踏み入れることができるようになりました。
刈ったササ、その場に積んでいたりしたのですが、緑色は抜けて枯れていますが、分解されず腐りません。これでは、地面に日が当たらないので、熊手や手で木の根元に移動させました。
こんな感じです。


どんぐり広場では、伐採した木の根元から新しい枝が出てきたり、実生苗が育ってきたり、森の若返りに希望が持てる要素が見えてきています。
これからもササとの闘いは続きます。
ソーシャルディスタンスを取ってのランチタイム後は、どんぐり広場の残りの草刈りや、道沿いのササ刈などを行いました。
少し蒸しましたが、真夏に比べるととても楽でした。
おつかれさまでした
ちょっと困ったことに
希望の見えてきたところに気がかりなことが発生!!!
森の中のコナラの高木が、ざっと見ただけで7本枯れています。
根元には、たくさんのフラスが積もっています。
おそらくカシノナガキクイムシによるナラ枯れと思われます。
今夏、神奈川県内で多くの被害が出ているという情報を聞きました。
とうとう来たか、やはり来たか・・・
行政と連絡を取って、対処していかなければいけません。
Sep 13, 2020 08:49 PM
汗かいたっ!
2020年7月25日
作業日でした
7月24日4連休の真ん中
とはいえ、新コロナウイルスで遊びに行こうという気もあまり起きず
野川はあもの有志8人は、森で下草刈りに奮闘したのでした。
今年は長い梅雨ですが、幸運にも雨には降られず日差しもなく、作業するにはまずまずのお天気です。
しかし、ササは勢い良く伸びてます

午前9時から、鎌を手に持ちどんぐり広場で作業開始です。

作業も終わり、すっきりした気分で森を後にしました。
Jul 25, 2020 04:44 PM
雨にも負けず
2020年7月 6日
梅雨真っただ中の7月活動日
7月5日日曜日
午後から降られちゃうかなあ?と思いながらも、太陽が出て暑いよりも涼しくていいかも、と森へ出かけました。
森へ着くと、どんぐり広場のササの伸び具合に驚愕

まあ夏だからね、日当たりいいしね…頑張りましょ!
人数がいれば、作業も進む。
そうです、今回も参加は20人とたくさん来てくれました。そのうちの8人は子どもたち。元気いっぱいの子どもたちのエネルギーをもらえたよ。
体操をしている頃、ぽつぽつ雨が

通り雨かな
それほど気にするほどではなかったので、
続行です。
ビンゴで観察
マスクをしながら、人との距離を保って、ということで今回も観察は、「はあもビンゴ」をしながら、一人ひとりお題を解きながら、森を歩きました。

「青い花」と言えば、この季節ツユクサですが、じっくり見ると意外と知らない花弁の数(実は3枚)おしべやめしべ、どれがどれ?
ツル植物の体の支え方の違いを見たり
「葉のゆりかご」を探したり

「白い花」ヒメジオン、ハエドクソウ、ヌスビトハギ、などなどを見つけたりする合間に、
「目を閉じて耳を澄ます」
「空を見上げて深呼吸」
など、緑の森の中で、今日の森を感じることができました。
もやかき
ビンゴの後は、「もやかき」をしました。
もやかき? 伐採した切り株から萌芽した枝を整理します。
今回は、クヌギとお社の森のアカガシの2本を行いました。
このまま、太い枝になってやがて幹となって、若返り成功となるよう見守りましょう。
先月、苗木を移植した場所も、苗木の生長の妨げになるようなササや樹木を整理しました。こちらも順調に根付いています。大きくなあれ

下草刈り
どんぐり広場の下草刈りも行いました。
でも、雨がかなり降ってきました。雨粒が大きい。
にもかかわらず、皆さん黙々と鎌を振るう・・・すごいなあ感動です。
ササと闘っているようでした

確かに目前に広がるササには挑みたくなります(笑)
とは言っても、雨はやみそうもなく、これではお昼のお弁当も食べられません。
残念ながら、午前中で終了といたしました。
家に帰って着替えて、持って行ったおにぎりを家で食べていると、あら?雨やんだ?

よくあることです。
短時間でしたが、けっこう内容の濃い活動になったのではないかと。
まだまだササとの闘いは続く

Jul 6, 2020 10:03 PM
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