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樹皮ウォッチング

2021年1月 2日 森
樹皮だけで樹木の種類を見分けることは、
専門家でない私たちには難しいことです。
 
しかし樹皮の他、樹形、葉、花、冬芽等を
併せて観察すれば、かなりの樹木を見分ける
ことが可能です。
 
今回は南野川ふれあいの森で、四季を通じて
見慣れている樹皮のうち、代表的なものを
紹介します(画像をクリックすると拡大します)。
 
 
 

クヌギ・コナラ・ハリギリ

この3種の樹皮は、成木や老木では見分けが
つかないほどよく似ています。
 
クヌギ
クヌギの樹皮 - 202012.jpg
 
クヌギの樹皮は、成木になるにつれ縦に
深く裂け、その断面は山形となり、ごつごつした
手触りになります。
 
コナラ
コナラの樹皮 - 202012.jpg
 
コナラは、樹皮の裂けた部分が黒っぽいので
樹皮は白黒のしま模様に見えます。老木になるに
つれ、クヌギに似てきます。
 
ハリギリ
ハリギリの樹皮 - 202012.jpg
 
 
若い枝や幹には、硬いトゲがありますが、
成木になるとトゲはなくなります。そして
コナラ同様、樹皮はクヌギに似てきます。
 
アオキ
アオキの樹皮 - 202012.jpg
 
若い幹は緑色をしており、幹や枝でも
光合成ができます。
 
ヤマザクラ
ヤマザクラの樹皮 - 202012.jpg ヤマザクラの幼木の樹皮 - 202012.jpg
 
成木の樹皮は、ほぼ滑らかで、横に皮目が
目立ちます。
若い木(画像右)の樹皮は光沢があり
美しいです。
 
エゴノキ
 エゴノキの樹皮 - 202012.jpg
 
樹皮の色は黒っぽく、縦に浅い裂け目が入ります。
成木になるにつれ、樹皮に凸凹が目立ちます。
 
ゴンズイ
ゴンズイの樹皮 - 202012.jpg
 
樹皮は黒地に白い縦の筋が入ります。
これが魚の「ゴンズイ」の模様に似ているので、
この名が付きました。
 
シロダモ
シロダモの樹皮 - 202012.jpg
樹皮は灰褐色で滑らかです。
皮目が目立ち、若い枝には褐色の毛が
生えています。
 
ヤブツバキ
ヤブツバキの樹皮 - 202012.jpg
樹皮は灰白色で、滑らかです。小さなこぶ状の
皮目が見られます。
緑色の地衣類が付着している木もあります。
 
シュロ
シュロの樹皮 - 202012.jpg
樹皮は暗褐色の繊維で包まれていて、
幹が毛皮で包まれているように見えます。
この繊維は水に強く、シュロ縄などに利用
されます。
 
Jan 2, 2021 04:25 PM