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ヤツデの花の不思議

2020年11月30日 森
桜や梅は、1個の花におしべとめしべがあります。
シロダモは雄花と雌花の咲く株が別々です。
 
ヤツデはどうでしょうか?
ヤツデは1個の花で先ずおしべが発達し、
おしべが枯れると、同じ花にめしべが出て成熟
します。
 
おしべとめしべの成熟する時期をずらすことで、
 自家受粉を避けているのです。
ヤツデの蜜は、糖度が非常に高く、約50度あると
いわれています(完熟のバナナでも糖度は23度位
です)。
花の少ないこの時期、ハエやアブには貴重な食糧に
なります。
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ヤツデの花(つぼみ)2011.jpg
ヤツデの花の蕾が開きかけています。
 
ヤツデの花2011-2.jpg
つぼみが開くとこのようになります。
 
ヤツデの雄花2011.jpg
ヤツデの雄花です。おしべがめだちます。
 
ヤツデの雌花2011.jpg
ヤツデの雌花です。おしべは枯れ落ち、
無くなっています。
 

この時期見つけたいろいろな植物

シロダモ
上述の如く雄株と雌株があり、それぞれ雄花と
雌花を咲かせます。
なおシロダモは、花の咲く1年後に果実がなるため、
花と果実を同時に楽しむことができます。
 
シロダモ雄花2011.jpg
シロダモの雄花です。
 
シロダモ雌花2011.jpg
シロダモの雌花です。
 
シロダモ・実2011.jpg
シロダモの果実です。
 
オオムラサキシキブ
オオムラサキシキブはムラサキシキブの
変種といわれています。
ムラサキシキブに比べ、果実も沢山つき、
果実や葉は少し大きいように見えます。
 
オオムラサキシキブ2011-2.jpg
 
 
オオムラサキシキブ2011.jpg
オオムラサキシキブの果実です。
 
ムラサキシキブ2011.jpg
ムラサキシキブの果実です。オオムラサキシキブより
果実は小粒で少しまばらにつきます。
 
ニシキギ
種子が仮種皮と呼ばれる薄い朱赤の果皮に
包まれています。
 
ニシキギ種子2011^2.jpg
 
コセンダングサ
果実(痩果)の先端にはトゲがあり、触ると
チクチクします。
このトゲは刺さるとなかなか抜けません。
花は11月下旬でもまだ咲いています。
 コセンダングサの果実2011.jpg
コセンダングサの果実です。
 
コセンダングサ・花2011.jpg
コセンダングサの花です。
 
ケヤキの着果短枝
ケヤキの果実は、一本の木に10万~20万個も
できるといわれていますが、数えたことはありません。
ケヤキには普通の葉の他、葉と果実がつく小枝が
あり着果短枝と呼ばれています。
強い風が吹くと果実は小枝ごと飛んでいきます。
 
ケヤキの葉2種2011.jpg
 
ケヤキの着果短枝2011.jpg
 
Nov 30, 2020 01:28 PM