師走の南野川ふれあいの森にて
2015年12月25日 森
今年は暖冬の影響か、この森でも紅葉が
一部残っていたり、ノゲシやカタバミの花が
いつまでも咲いています。
クヌギやコナラの落ち葉が降り積もった、
ふかふかの散策路で、これらの花を見かけると、
不思議な気持ちになります。
師走の森で見つけた昆虫や植物を、紹介します。
(画像をクリックすると拡大します)
エサキモンキツノカメムシ
成虫で越冬するカメムシです。
背中にクリーム色のハート形の
紋があります。
ムラサキシジミ
撮影した日は暖かく、このチョウは
日向ぼっこの最中でした。
翅を閉じていると、目立ちませんが、
翅を広げると綺麗なチョウです。
コセンダングサのタネ
魚を捕るヤスの刃先のような形を
したタネは、衣服や動物のからだに
触れると、バラバラになり、突き刺さる
ようにくっつきます。
最も厄介な「ひっつきムシ」の一つです。
イノコヅチのタネ
結実すると、苞がゼムクリップのように
なり、人や動物が側を通ると、確実に
くっつきます。特に衣服にくっついたものは、
なかなか落ちません。
ムラサキシキブの実
すっかり葉を落としたムラサキシキブの
木に、少しだけ実が残っていました。
実はヒヨドリやメジロが食べます。特に
ウソはこの実が大好物だそうです。
紅茶 de ブレイク
フウセンカズラの実とタネです。
風船のように膨らんだ実の中には、
白いハート形の模様のある黒いタネが
3個入っています。
Dec 25, 2015 02:44 PM
© 2005-2021 野川はあも All Rights Reserved.