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私を遠くへ連れてって

2014年11月24日 森
植物は自分の力だけでは、動物のように
自由に移動が出来ません。
種子散布を行う場合、親のすぐ近くにタネを
落とすと、将来親子で日光を奪い合うことに
なりかねません。
 
そこで着実に子孫を残すため、植物は
さまざまな工夫をしています。
たとえば、動物や風を巧みに利用したり、
動物に食べられること(体内通過)により、
親から離れた場所に種子を散布します。
 
今回は人や動物に運ばれて種子を散布
する方法を選択した、植物を紹介します。
画像をクリックすると拡大します。
 
チヂミザサのたね1401.JPG  ヌスビトハギの実1400.JPG
 
チヂミザサ(画像左)~イネ科の植物で、実(み)が熟すと、
芒(のぎ)の先端から、粘着性のある液を出し、人の衣服や
動物の毛にくっついてタネを遠くへ運びます。
 
ヌスビトハギ(画像右)~実(み)は中央のくびれた部分から、
2つに分かれます。実の表面には、細かいカギ状の毛が
ビッシリと生えていて、人の衣服や動物の毛にくっついて
運ばれます。
 
イノコヅチの実1401.JPG  イノコヅチの実2.JPG
 
イノコヅチ(ヒユ科)~ヒナタイノコヅチとヒカゲイノコヅチが
あります。実(み)には、クリップのような形をした苞があり、
これが人の衣服や動物の毛に引っかかってタネは遠くへ
運ばれます。
 
コセンダングサのタネ.JPG  コセンダングサ1401.JPG
 
コセンダングサ(キク科)~実(み)の先端には、2~4本の
トゲがあり、これが人の衣服や動物の毛にくっついてタネが
運ばれます。トゲは堅く、チクチクしてなかなか取れず、苦労
します。
 
紅茶 de ブレイク
 
ヤマノイモの黄葉1401.JPG
 
ヤマノイモの黄葉です。
Nov 24, 2014 05:23 PM