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下草刈ってなんでするの?

 もも太郎たろうはなしっていますか。草刈り作業

おじいさんは、ヤマへシバカリに行きます。(ほか)昔話(むかしばなし)()てくるおじいさんも、よくシバカリに行きます。シバカリは「柴刈り」と書きます。「(しば)」とは、(たけ)低い(ひくい)草木類(そうもくるい)などをさすこともあるし、(ぞう)木林(きばやし)切った()()(みき)から出て()きた若い(わか)(えだ)をさすこともあります。刈って(かって)きた(しば)は、()焚き付け(たきつけ)垣根(かきね)にしたり、(さかな)取る()(りょう)使われたり(つかわれたり)日常(にちじょう)生活(せいかつ)必需品(ひつじゅひん)でした。生活(せいかつ)そのものが、(ぞう)木林(きばやし)育てる(そだ)ことにつながっていました。(ちなみにヤマへ柴刈りといいますが、ヤマはいわゆる山をさすのではなく、昔は林や森のある場所が、ヤマとよばれていたようです。)柴刈り(しばか)は、下草刈り(したくさか)でもあったわけです。

 下草(したくさ)では、木の下で、あまり日が当たらなくても生長(せいちょう)できるササ(この辺り(あた)では、アズマネザサという種類(しゅるい)強い(つよ)ので、ササ以外(いがい)植物(しょくぶつ)育ち(そだ)にくくなり、()らなければ四季(しき)通じて(つう)ササが生い茂る(お   しげ)単調(たんちょう)風景(ふうけい)になってしまいます。風景(ふうけい)だけではありません。ササだけの場所(ばしょ)では、(むし)種類(しゅるい)限られ(かぎ)(とり)などそのほかの生き物(いきもの)種類(しゅるい)減り()ます。(ひと)(もり)(なか)分け入る(わけいる)のが難しく(むずか)なり、この場所(ばしょ)生活(せいかつ)から離れた(はな)(やぶ)へと変わっていってしまうのです。

季節(きせつ)ごとに様々(さまざま)(はな)咲き()()結び(むす)多様(たよう)生き物(いきもの)生息(せいそく)し、(ひと)安心(あんしん)して憩える(いこ)(もり)にするためには、下草刈り(したくさか)()かせないのです。